岡田将生さんと土居志央梨さんが、夫婦役に挑戦することへの思いを語りました。
連続テレビ小説『虎に翼』(2024年/NHK)以来の共演となる岡田さんと土居さん。2027年1月開幕の舞台『移民』で、夫婦役として二人芝居に挑みます。本作は、劇作家・演出家の加藤拓也さんがイギリスで創作した『One Small Step』を、日本版として新たに脚色した作品です。
人類の月移住計画に携わる夫婦・喬司(たかし/岡田)と成美(なるみ/土居)。月に都市を築き、生き物を繁殖させ、“人類が住める場所”に作り替えようとした矢先、ある出来事が二人の前に立ちはだかります。それぞれの立場や正しさを抱えた夫婦の選択は、やがて互いの道をふさいでしまい――。
岡田さんと土居さんにインタビューし、オファーを受けたときの心境や、本作で目指したい夫婦像、お互いの印象などについて聞きました(前後編の前編)。
土居志央梨「あの岡田将生さんですか?」キャスティングに驚き
――本作は、ある夫婦の会話を通して、男女のすれ違いや人類が向かう未来を見つめる作品です。オファーを受けたときの心境と、出演を決めた理由を教えてください。
岡田:一番はやっぱり、加藤さんからのお誘いがうれしかったからです。僕はここ何年も舞台から離れていたのですが、加藤さんの「舞台をやりましょう」という一声で、心が動きました。
脚本を読むと、選択の難しさや息苦しさも含めて、喬司と成美の会話に共感できる部分がたくさんあって。そこに加藤さんらしさをすごく感じました。読んでいるだけでこの夫婦の息遣いが聞こえてきて、自分もだんだん同じ息遣いになっていく。その感覚が面白くて「さすが、加藤さんにしか書けない本だ。これは出たい」と思いました。それに、土居さんとご一緒できることもうれしくて。
土居:そんな、いえいえ…。
岡田:いやいや、こちらこそ(笑)。楽しくやりたいなと思っています。
土居:私も、加藤さんの二人芝居だと聞いて、「ぜひやらせてください!」とお返事しました。その後でマネージャーさんに「相手役の方は決まっていますか?」と聞いたら、「岡田将生さんです」と。びっくりして、思わず「岡田将生さんって、あの岡田将生さんですか?」って聞いちゃいました(笑)。
岡田:はははは(笑)!
土居:岡田さんと夫婦役をやらせていただくなんて、まったく想像していなかったです。とても光栄ですし、これはとっても面白い夫婦になるんじゃないかと、直感的に思っています。
