翌日、天野は無断欠勤。鳥羽野は、進藤のせいで頑張って育ててきた専攻医を失ったと怒りをあらわにする。
その頃、天野はスポーツジムにいた。天野がジムを出ようとしたそのとき、騒ぎが起こる。
利用者の1人がバーベルを胸に落としてしまい、苦しんでいた。天野は見過ごして帰ろうとするが…。
天野(萩原利久)は危機的状況の患者を目の前にして覚醒
救命救急センターに、ジムで胸にバーベルを落として負傷した患者の受け入れ要請が来る。救急車には天野が同乗していた。
天野は、救急車内から小島らに患者の状況を伝える。多発性肋骨骨折があると聞いた進藤は、緊張性気胸を指摘。小島は天野に、その場での緊急脱気を指示する。
一方、鳥羽野は、天野に以前失敗した緊急脱気をさせるのは危険と考え、到着まで補助換気を続ければいいと伝える。
違うことを言われて、何が正解なのかと迷う天野。進藤は「目の前の患者に必要なことを自分で決めろ」と告げた。
天野は緊急脱気を決断し、小島の指示に従って穿刺。脱気が始まって天野がホッとしていると、患者が吐血した。
小島は天野に、気道確保のための挿管を指示。難しい処置だったが、天野は挿管に成功。
しかし、挿したチューブから血が噴き出す。肺挫傷によって肺から大量に出血しているとみられた。
小島らも迷って指示が止まるなか、患者の右肺が動いていると気づいた天野は、自分の判断で右の片肺挿管を試みる。天野の処置が功を奏し、患者は危機的状況を脱した。
患者と天野を乗せた救急車が病院に到着。進藤は、緊急オペで天野に執刀を任せる。天野は、逃げずにメスを手にした。
オペのあと、天野は、進藤のおかげで患者の命を救えたと感謝を伝える。ジムで患者を見つけたときに逃げようとした天野だったが、進藤に言われたことを思い出して患者のもとへ駆けつけたることができたという。
天野に対し、片肺挿管の判断をほめて去っていく進藤。
小島は天野に、自分も進藤から「救命医に向いていない」と言われたことがあると明かす。
「進藤先生の見立ては外れたみたい」と言う小島。天野は「僕も、いつかそう言えるようになってみせます」と力強く宣言した。
翔太を診察した進藤は、もうすぐ一般病棟に移れるだろうと伝える。翔太の手首には、ミサンガが結ばれていた。サッカー選手になれるように願掛けをしているという翔太を、励ます進藤。
鳥羽野は、天野が進藤のおかげで患者を救えたことを認めつつ、進藤のやり方にはどうしても納得できないでいた。
そして、進藤の経歴をネットで検索。カンボジアで起こった大水害と、日本人医師に対するある疑惑を伝えるニュース記事を見つける。
一方、進藤は屋上でポケットから取り出した、ちぎれたミサンガを握りしめて――。

