連絡を受けた進藤が駆けつけると、宮沢が心臓マッサージをしていた。宮沢は、脳動脈瘤が破裂して脳ヘルニアを起こした可能性があると進藤に説明。
進藤と宮沢は、懸命に処置を行う。厳しい状況だったが、宮沢はあきらめない。「あんたの味方は1人じゃないだろ」と小野川に声をかける宮沢。病室の前では、千恵が祈るように待っていた。
小島は、そんな千恵に寄り添う。
進藤(江口洋介)は心を通わせた患者の死に直面した宮沢(木戸大聖)を見守る
心臓マッサージ開始から45分が過ぎた。
進藤と小島は、小野川の心拍は戻らないと判断。小島が宮沢を止めようとすると、進藤が制する。それでも心臓マッサージを続けていた宮沢だったが、やがて手が止まる。
進藤に促された宮沢は涙をこらえて小野川の死亡を確認し、千恵に「ご臨終です」と告げた。
宮沢は千恵から、小野川の中学時代からの友人でビジネスパートナーだった人物が警察に自首してきたと聞かされる。
小野川は、友人に会社のお金や資産をすべて持ち逃げされていた。友人にそのことを問い詰めた小野川は、殴られて階段から落ちたという。それでも小野川は、友人をかばったまま死んでいった。
宮沢は千恵に、そんな小野川の気持ちが少しだけわかると告げた。
「母親は息子のことならはわかるものですか?」と尋ねる宮沢。続けて、子どもの頃に医師になりたいと思ったものの経済的に無理だとあきらめていたら、何も言っていないのに母が奨学金のパンフレットを置いておいてくれたと話す。
すると、千恵は「わかりますよ、母親ですから」と答えた。
千恵は、小野川を救えなかったと謝る宮沢に「最後まであの子の味方でいてくれて、ありがとう」と礼を言う。
宮沢は久しぶりに母親に電話をかけて「今度帰ったら、親子丼を作って」と頼んだ。「いつでも帰っておいで」という母の言葉に涙する宮沢。
昏睡状態だった高木が目を覚ました。高木の家族は大喜びして、小島に感謝する。
その様子を見ていた宮沢は、自分と小島との差を実感。そんな宮沢に小島は「何度も経験を重ねれば、あなた自身の限界と可能性が見えてくるはず」と伝えた。
そんななか、有給休暇を終えた研修医・柊木亜美良(白石聖)が出勤してきた。
進藤とは初対面で「誰?」といぶかしげな柊木に対して「お前こそ誰だ?」と進藤。都立第三病院救命救急センターに波乱が起こる予感で――。

