藤原竜也は超常現象のスペシャリスト役
藤原さんが演じるのは、異常な知識&記憶力&洞察力を兼ね備えた超常現象のスペシャリスト・興玉雅(おきたま・みやび)。
人々の常識では考えられず、最先端科学でも解明できない“不可解な異常事件”を解決する、世界最古と呼ばれる捜査機関「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)の室長代理。
その名の通り、みやびやかな雰囲気を醸し出す興玉は、異常なまでの知識、記憶力、洞察力を兼ね備え、その力を生かして、全領域で起こる不可思議な異常事件を解決へと導きます。
「全決」は、例えば、人の体だけがある日こつぜんと姿を消す「神隠し」や、影のような黒い人型が突如現れる怪奇現象「シャドーマン」、キツネの霊にとりつかれたかのように特定の人が異常心理になる現象「キツネツキ」など、世の中を騒がせる超常現象やオカルトの類も究明しています。
警察も手に負えず、解決できない“異常事件”を、興玉は現場に訪れ事件の細部まで調べ、あらゆる事象を組み合わせて、みんなが納得する仮説を唱えていきます。
一方、興玉が発する言葉はどこか謎めいており、腹の底が見えない人物でもあり――。
藤原さんは、27年前のフジ水曜劇場(1997年/『それが答えだ!』)でのドラマデビューを経て、フジテレビ制作の連ドラで初主演を果たします。
連続ドラマの主演を務めるのは、カンテレ制作の『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』(2021年)以来、3年ぶりのこと。