――久しぶりにトレードマークの“青島コート”に袖を通したときは、何か感じるものがありましたか?
いい意味で、何にもなかったですね。何ならコートを着なくても青島にはなれるから。でもまぁ、今やあのコートがアイコンみたいになっちゃったので、「コートなし」って言うとみんなが嫌がるんですよ(笑)。夏場の撮影で「暑い」って言っても、「コートは着てください」って頼まれるので、「じゃあ冬に撮ってよ」って(笑)。
(C)2026フジテレビジョン BSフジ ビー・エー・シー
――誰が見ても“青島”とわかるものになりましたよね。
『N.E.W.』のクランクインは、そのコートを着て新宿・歌舞伎町での撮影だったんです。スタッフもキャストも気づいていなかったんですけど、(一般公開の)定点ライブカメラに撮影の様子が映っていて、それがネットに上がっちゃって「青島がいる!」「『踊る大捜査線』新作やるんだ!」ってウワサが広まって。このコートで街中を走っちゃダメだった、ということですね(笑)。
織田裕二 “真下夫婦”ユースケ・サンタマリア&水野美紀との再共演に、うれしさと感慨深さ
――今作は、真下正義(ユースケ・サンタマリアさん)と雪乃(水野美紀さん)の息子で、かつて『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(2012年)で誘拐事件に巻き込まれた真下勇気(増田貴久さん)が登場する点にも、注目が集まっています。
まず衝撃だったのが、20歳前後の役を40歳の俳優が演じるという。「マジですか?」って驚きましたけど、本当にその年代の若者に見えました。しかも、かなり難しい役どころなんですよ。増田くんは、それをしっかり演じきっていた。難しいからこそ「増田くんならできる」と監督が判断してキャスティングしたのだと思います。
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――ユースケさん、水野さんとはいかがでしたか?
ユースケとは『踊る』のあとにも、ほかの作品で共演したことがあります。その時はたぶん役柄に合わせていたんでしょうね、『踊る』とは全然違うすごく真面目な印象で。「真下がいなくなっちゃった…」とちょっと寂しく思っていたら、今回の現場では僕が知っている、いつものユースケに戻っていたので、「いた、いた!」ってうれしくなりました(笑)。
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水野さんは、当時は正統派の雰囲気でしたが、今は個性的な役も演じたり演劇ユニットを主宰したり、いろいろなことをされていて。「あの雪乃さんが今こうなっている!」と、キャラクターの変化とご本人の歩みが重なるような感覚もあって、なんだかうれしかったです。雪乃さんはもともと、水野さんのようなアグレッシブさを持っていたから真下と結婚したのかな、なんて思ったり(笑)。感慨深いですね。
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撮影:河井彩美
ヘアメイク:小泉尚子(MARVEE)
スタイリスト:大迫靖秀
