これぞ、笑いの基本!緊張と緩和。回をまたいでの、緊張と緩和という名の緩急ですよね?

うん、まず、ですよ。そもそもそもそも、前回の大スペクタクル=“爆破事件”のあとの、その直後の回の、ファーストシーンが、お巡りさん(もう「お巡りさん」ってワードだけで笑えるほどのトラウマ)の岡本(濱田岳)が、ラブホでパンイチという緩急。これぞ、笑いの基本、緊張と緩和。回をまたいでの、緊張と緩和という名の、緩急ですよね?(誰に!?)

続いて、通常、“介護”を扱う場合、茶化してはいけない、そんな空気感がある。だって、デリケートな題材、ですからね。だけど、そうだというのに、しのぶさん(塚地武雅)の母(藤田弓子)についたヘルパーが、“ド根性ヘルパー”という緩急。

たぶん、きっと、『任侠ヘルパー』(2009年/フジテレビ)とかけているんであろう、緩急(ユニフォームが黄色だったしね!…わかる人にはわかる)。うん、とはいえ、ちゃんと、キャッチーなヘルパーってだけではない。“ド根性ヘルパー”の、カイさんは、亡くなった父に似ている…という人情までついてくる(いい感じのBGMかかるし)緩急(僕的には“ド根性ヘルパー”に爆笑しすぎて、“人情”入ってこなかったけどね)。

そして、メンズ的には肝を冷やしすぎる。冷や汗が出まくる。爆笑に次ぐ爆笑の中にカットインしてきた「陰茎切断」という緩急。

笑ってるはずなのにイヤな気持ちにしかならない。笑いたいはずなのに、もっと見たいはずなのに、その話はもういい!!ってなる、そんな新感覚の、緩急(緩急なのか?)。

続きまして、おまちかね。次回予告からすでにパワーワード化していた、舞(橋本愛)「好きな“お巡りさん”ができたの」のくだり。

普通、予告でのパワーワード開示は、本編では“出オチ”でしかなく、本来、それを超えるワードは出てこないし、予告で感じた以上には笑えないし、笑いの何割かは予告で消化されちゃってるはず。

それなのに、飛び出した「金とポルシェ」「“好きなお巡りさん”は傷つけようとしている」「SMの人だからツボ心得てんのかな?」という、パワーワードを起点とした、さらなるパワーワードとともに巻き込んで巻き込んで、たたみかけてくる、爆笑の波状攻撃。

で、これ、実は、“泣きながら話す別れ話”だというのに、ちっともかわいそうじゃない。泣けてこない。むしろ笑いしかない。だって、そもそも付き合ってもいないんだから!!!という、緩急(もう緩急言いたいだけ)。

そしてそして、そんなことよりも何よりも、最大の緩急は、今回はやけに笑わせてくれるよねー。前回の“爆破事件”があったからこその、緩急、だよね?

あんな大スペクタクルな回もあれば、こんな何もない回…最高に笑える回も、あるん…だね?なんなら、僕、前から、どんな医療ものでも、患者さんが来ませんでした…っていう、そんな回があってもいいんじゃないか?って勝手に思ってたんだけど、まさか、こんなふうに、患者さんが来ない、ある意味“平和な日”(っていうか休館日だったんだけど)を、いつもだったらやるはずがなかった“カンファレンス”でもって、その回想で、医療ドラマのエピソードをつないで見せる…。

平和な日、ではあるんだけど、しっかりと医療ものの体裁は保つ。という、こんな、うますぎる、見せ方があるんだ!すごい!!すごすぎる!!!

しかも、平和な日、ってのを、たまたま、で済ませることはなく、ちゃんと“海外からの取材が入った日に限って”…というギミックまで入れてくる巧みさ!!!もう、すごすぎる!!!つまりは、前回からの緩急もあるし、いつも以上に笑えるし、医療ドラマでは描くことが難しいであろう、平和な日もこんなに巧みに描いて見せるし、なんて、良質な回!!すごすぎる!!しか言葉がでてこない!!!って、感心してた、その矢先…。

新型コロナウイルスに続く、“未知のウイルス”が!?っていう、っていう!?(誰に?)ここまで、さんざん、この回でさんざん、笑わせていたのは、この、この“未知のウイルス”を、描くための、振り??だったの?!っという、緩急。

とんでもない、緩急!!緩急・オブ・ザ緩急!!緩急・オア・ダイ!!(意味わからん) 

うん。っていうか、もう次回第10話だよ!?もうすぐ、終わるんだよ!?こんな大風呂敷広げて、終わるのかな!?普通は心配しかないけど、もう、すこぶる、楽しみ。楽しみしか、ない!!!