これまでの会話を録音したので、訴訟を起こすと怒りが収まらない様子の星崎に、ヨウコは、医師は目で見た情報と患者の状態から最悪のケースを想定すると伝え、診断内容にもミスはなく、正しく治療を受けていればもっと早くに病気に気づけたと言い、始めから横山を疑っていたのが原因だと指摘する。
その言葉を受け「こんな病院なら辞めずに済んだのかな…」と小さく吐露する星崎。
実は、星崎は前に勤めていた病院で医療ミスを疑われ、警察沙汰に発展していた。しかし、事実は異なり、当時の研修医だった医局長の甥っ子による処方薬の指示ミスが原因だった。
病院は事実調査の結果を無視して、あくまで担当した看護師のミスとし、示談交渉という形でもみ消そうとする。
患者と患者の家族は示談に応じず、警察が介入するが、星崎は医療ミスをしていないと無罪を主張。結果、嫌疑不十分で不起訴となるが、病院側が自分にすべての責任を押し付けようとしたため、星崎は退職せざるを得なかったのだった。
落ち着きを取り戻した星崎は横山に謝罪せず、足早に“まごころ”から立ち去っていく。とりあえずは訴訟を起こされず、一件落着となり、安堵する横山。
そして、改めて皆で飲み直すことに。その日の“まごころ”は笑顔で締めくくられた。