藤木直人さん主演、新水10ドラマ『最後の鑑定人』。

同作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンス×ミステリー作品。

2018年、『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞(現『小説 野性時代 新人賞』)を受賞した、小説家・岩井圭也さんの同名小説が原作です。

藤木さんが孤高で人に興味がない偏屈科学者・土門誠(どもん・まこと)を演じ、土門のバディで人のウソを見抜くのが得意な“変人”研究員・高倉柊子(たかくら・しゅうこ)を白石麻衣さんが、土門の過去を知る科警研研究官・尾藤宏香(びとう・ひろか)を松雪泰子さんが演じます。

このたび、第3話に出演する、片桐仁さんのシーン写真、コメントが到着しました。

放火事件を起こした技能実習生を雇い入れている企業の社長

第3話では、放火事件が発生。

ベトナムから来日した、技能実習生のホアン・ヴァン・ギア(井阪郁巳)は、自身と実習生仲間が住む共同住宅に放火し、自ら警察に通報し逮捕されます。

現場に残されたポリタンクから、ホアンの指紋が検出され、さらに事件当時はホアン以外全員外出していため、彼の犯行であることは明白。しかし、逮捕されてからは黙秘を貫き、弁護を担当することになった相田(迫田孝也)は、放火に至った動機を調べてほしいと土門(藤木)に依頼します。

土門と高倉(白石)は、まずは燃焼残渣(ねんしょうざんさ・※燃え残ったモノの分析)を調べるとともに、火災現場の検分をはじめます。

高倉と相田は、ホアンの技能実習先企業の社長・黒瀬達夫(くろせ・たつお/片桐仁)に事情を聞きます。黒瀬は、社員に過重な労働や不当な待遇での勤務はさせていないと語り、ホアンの放火動機に思い当たることはないよう。しかし、高倉は黒瀬の仕草に違和感を覚え…。

片桐さん演じる、黒瀬達夫は、社員思いのやさしい社長ですが、外国人技能実習生に対して高圧的に接する一面もあるなど、何かとクセのある人物で――。

『最後の鑑定人』第3話は、7月23日(水)22時より、フジテレビで放送されます。