完成したばかりの写真集を手に、嬉しそうにページをめくる吉野さん。まずは撮影の感想と手ごたえ、旅の思い出を尋ねました。

<吉野北人 インタビュー>

――待望の2nd写真集が発売されましたね。

自分が撮りたかった写真やイメージした通りの写真が撮れたので、大満足です!お気に入りは「ヴェネチアにいる」とひと目で伝わる、ゴンドラに乗っているカットです。

かなり揺れたので、思ったほど乗り心地はよくありませんでしたが(笑)、「こんなところまで通るの!?」というような細い運河を1時間ほどめぐって、堪能することができました。

――イタリアでの撮影は、吉野さんの希望で実現したものだとか。

イタリアは以前から行ってみたいと思い描いていた国で、特にヴェネチアはどうしても行きたかった場所の一つなので提案させていただきました。ほかに、ローマやフィレンツェも候補に挙がっていましたが、移動時間に余裕がなく、ミラノとクレモナでの撮影になりました。

ヴェネチアは歴史を感じる場所だけでなく、近くのブラーノ島にカラフルで可愛らしい建物が並んでいたり、ミラノはシックでクールな雰囲気があふれていたり、クレモナには美しい自然と素朴な魅力があって、どこも素敵な街でした。

――ハプニングや印象的な出来事があれば聞かせてください。

ハプニングではありませんが、行きの飛行機が乗り継ぎ便で、ロストバゲージを避けるため、撮影で着用する衣装を手荷物として機内に持ち込むことになったんです。皆で手分けして、一つずつ大きな袋を抱えて乗り込むという、なかなかない経験でした(笑)。

機内の様子をジェスチャーつきで再現してくれた吉野さん。スタッフ総出で衣装を運搬したおかげで満足のいく撮影になった様子。“撮られる側”として意識したことはあったのかを聞くと…。