今若者の間で“編み物ブーム”が到来し、マフラーや帽子を自分で編んで作るのにハマる人が増えていますが…
「編み物の域を超えてる…」と思わず驚いてしまう“ある作品”がXに投稿されると、そのクオリティーの高さに約605万回表示(2025年1月28日時点)されるほど話題になっています!

「編み物の域を超えてる…」ハンバーグを編み物で再現!?

今回話題になったのは、投稿者が「編み物はいいぞ…」というコメントとともに公開したある写真。
その写真には…。

提供:某(@chobimario)

ハンバーグで有名な静岡のレストラン「さわやか」の看板商品であるハンバーグがテーブルに2皿並んでいると思いきや…なんと、手前にあるのは編み物なんです!

提供:某(@chobimario)

よーく見てみると、丸いハンバーグにはこんがりと焼き目が。
そして、にんじんやブロッコリーなどの付け合わせの野菜だけでなく、ハンバーグが置かれている牛の形の鉄板まで編み物で忠実に再現されているのが分かります!
細かいところまでとてもこだわりぬかれた作品ですね。

この編み物の写真がXに投稿されると、「ブーム程度のクオリティーじゃない…すごすぎる…」「作品のレベルが高いのもあるけど、再現する物のセンスがよすぎる。」「天才現る」「おいしそう」「編み物の域を超えてる…」「再現度がすごい!!」と驚きの声がたくさん寄せられ、約605万回表示(2025年1月28日時点)されるほど話題になっています!

提供:某(@chobimario)

さわやかのハンバーグを編み物で作った投稿者である某さんに話を聞いてみると、この作品は10日ほどかけて完成させたそうで、「牛の顔は納得いく作りでしたが、牛の体の部分は何度も試行錯誤して、より本物に近い形になるように編むのが大変でした。」と、形にこだわって作ったことを明かしてくれました。

また、某さんは編み物を始めたのは母親が編み物をする姿に憧れたことがきっかけだそうで、現在は、誰も編んだことのないものを編みたいという気持ちがあり、マフラーなどの編み物ではなく、このような個性的な作品を作っていくようになったといいます。

編み物で麻雀牌も!制作期間は約4カ月

提供:某(@chobimario)

そんな某さんの編み物には、さわやかのハンバーグだけでなく、麻雀牌を編んだ驚きの作品も!
柄の部分まで細かく編まれていて、箱にぎっしりと詰め込まれた麻雀牌に圧倒されてしまいますが、こちらはなんと約4カ月かけて完成させたんだそう。

提供:某(@chobimario)

そして、麻雀牌の編み物は全種類揃っているので、このままみんなで麻雀をすることもできちゃいます!
この作品のこだわりを聞いてみると「何と言っても柄の刺繍ですね。ひとつ完成してもまだ同じものを3個作らなきゃいけないという苦行に何度か発狂しそうになりました。」と、かなり苦労して編んだことを語ってくれています。

ユーモアたっぷりで他には見たことのない編み物の数々ですが、さすがにさわやかのハンバーグや麻雀牌の編み方が載っている教材はないので、他の人の作品を参考にしながら、ハンバーグの付け合せ野菜や麻雀牌の四角い形を作ったんだとか。

提供:某(@chobimario)

また、SNSでは他にもキャラクターのあみぐるみや個性的な帽子を編んだものなども投稿していますが、どのように再現しているのか聞いてみると、「基本、ゆるキャラのようなあみぐるみに向いているものは見ただけでなんとなく(こう編めばいけるな)と脳内で組み立てられます。絶対音感ならぬ、絶対編み感でしょうか。」と編み物にはかなり慣れているよう!

そんな個性的な編み物を作り続ける某さんも、今回の反響には「今回のブームにうまく乗っかって多くのみなさんに感想いただけて本当に嬉しいです。」と喜びを語っていました。