そんなある日、蔵前は梨乃とともにハリウッド映画の関係者との打ち合わせに臨む。打ち合わせは順調に進み、監督も梨乃のことを気に入ったようだと喜ぶ蔵前。
すると帰ろうとしていた蔵前たちの前に、水島和也(矢柴俊博)ら数人の男女が姿を現した。水島は、東京地検特捜部だと身分を明かし、笠原事務所の脱税の件で過去7年間の経理に関する話を聞きたいと告げる。
蔵前は、会計は自分が責任を持ってチェックしているからあり得ない、と反論。だが水島は、それがマネージャーの蔵前だと知ると逮捕状を見せ、蔵前を連行してしまう。
蔵前(ムロツヨシ)の逮捕は杏(平手友梨奈)たちの耳にも入るが…
蔵前が逮捕されたことはすぐさま香澄法律事務所にも伝わった。
蔵前の弁護を引き受けることにした今日子たちは、一丸となって対策を練る。だが杏だけは、「もう私のパラリーガルではないので」とそっけなかった。
蔵前に面会した山崎と辻井は、保釈金が500万円であること、笠原事務所で脱税が行われていたのが事実であることを伝える。
国税が査察調査に入り、数年間にわたる所得隠しと架空の経費計上、従業員給与の水増しが発覚したらしい。脱税の総額は1億円を超えていた。
水島から取り調べを受けた蔵前は、脱税のことは知らないと主張。
そんな折、蔵前のもとへ梨乃が面会にやってくる。梨乃は、仕事のことを心配する蔵前の話を途中で遮ると、ガラス越しに手のひらに書いたメモを見せた。そこには「黙っててね」と書かれていて…。
蔵前の潔白を信じる事務所メンバーたちは、今回の一件は何者かが仕組んだのではないかと推測し、脱税事件の鍵を握る顧問税理士の田辺良平(岩崎う大)に接触。
田辺は海外旅行中ということでリモートでの対面となったが、知っていることはすべて検察に話し、帳簿作成に使用した領収書なども提出している、とそっけなかった。
