記憶を失ったまま逃亡を続けていた勝呂寺誠司(二宮和也)は、ついに警視庁組織犯罪対策部管理官・蜜谷満作(江口洋介)との対面を果たす。

犯罪組織「アネモネ」や警察の手から逃れるために、路線バスに乗り込む誠司たち。そこで誠司は「教えてくれ。勝呂寺誠司と天樹勇太、どっちが本当の俺なんだ?」と蜜谷に問いかける。

<ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』の関連記事>
<【写真6枚】この記事の写真を見る>

一方「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀)は、誠司と蜜谷が合流する場所へと急いだが、すでに2人の姿はなかった。

同じころ、立葵時生(大沢たかお)の店「葵亭」では、時生の娘・査子(福本莉子)が、以前天樹勇太と交際していたというソムリエール・竹本梅雨美(桜井ユキ)の取材準備を進めていた。

時生は妻の墓参りをするため外出中だった。

蜜谷は誠司に、天樹勇太のことを話そうとする。その時、バスが停車。そこで乗り込んで来たのは、アネモネの幹部・神林淳(一條恭輔)だった。

神林は、証拠として誠司と蜜谷が一緒にいるところを写真に収めると、他の乗客に気付かれぬようにして誠司に拳銃を突きつけ、バスから降りるよう命じる。

その時、バスが急停車。その隙をついて拳銃を払う誠司。2人はもみ合いになり、拳銃が乗客の足下へ転がった。その乗客とは時生だった。

時生が蹴り返した拳銃を拾った誠司は、アネモネの二代目・笛花ミズキ(中川大志)がバイクで追いかけてきていることに気づき、非常ボタンを押してバスを出すよう運転手に指示するが…。

<『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』第8話予告動画>