お互いの家に置いてあった私物を交換するため、夏のアパートに、弥生が訪ねて来た。
夏の部屋に転職に関する資料があることに気づき、何かを選ぶことは他の何かを犠牲にすることだと話す弥生。さらに、弥生は妥協や諦めも大事なものを優先するために必要で、自分が犠牲になれば良いということではないと言う。
それは、水季が弥生に宛てた手紙に書いてあったことだった。
弥生が水季から、自分と海を奪ったみたいな気持ちになることが、朱音と翔平を見ていてわかるようになったと言う夏。それでも、海と2人で暮らしたいと話す夏に、弥生は誰も悪くないから、大丈夫なところに流れ着くと励ました。