今一番楽しい時間は?「全国各地でインプットしているとき」

──GENERATIONSの活動のほか、ドラマ、バラエティとさまざまな活動をしている関口さんが、今一番「楽しい」と思う時間は何をしているときですか?

好奇心がすごく旺盛なタイプなので、インプットしているときが楽しいです。何かをつくるとき、自分の中に“材料”がないと作れないと思うんです。だから、いろいろな場所に行って吸収しています。

ライブで各地を回らせてもらっていますが、そのライブの前後に、その土地にある有名な建造物、美術館、博物館、エンタテインメント施設に行くのですが、そうすると、まだまだ日本にも知らない場所やものがたくさんあることに気づいて。もっと日本のことが知りたいな、日本の良さをもっと知りたいなと思いながら、各地でインプットしているときは楽しいですね。

──最近「行ってよかったな」と思った場所は?

佐賀県の御船山楽園でやっていたチームラボの「かみさまがすまう森-ジーシー」です。樹齢3000年の巨木とか、池にデジタルアートを投影していて、その自然とデジタルアートの融合が、インスピレーションを刺激してくれました。

デジタルアートと自然が紐づくことで、人が自然に着目することが面白いなと思っていて。普通に見ると“ただの木”“ただの石”でも、アートを投影することによって、「この木は樹齢3000年なんだ」と興味がいくことが大事。世の中の見方も変わるし、ものに対する解像度が上がるので、すごく楽しかったです。

──最後に『パリピ孔明』の終盤の見どころを聞かせてください。

これから9話、10話と、一気に前園ケイジのエンジンがガーッと入って、最終回に向けて畳みかけていくようなストーリーになっております。

最終舞台となる超大型音楽フェス・サマーソニアでも、前園ケイジを含め、『パリピ孔明』全アーティストのパフォーマンスがあり、圧巻です。僕も現場にいて、いちアーティストとして、1人の人間として、とても感動したので、テレビの前の皆さんに何かを感じてもらえたらと思っております。最後までお見逃しなく!