その頃、堀井から連絡を受け、ホームヘルパーの甲斐がダッシュで房江のもとに向かう。発熱外来に連絡しても受け入れを拒否されてしまう甲斐。そこへ堀井が帰宅。甲斐は熱が下がらないことを伝えるが、堀井は白木の夫で、呼吸器内科医・白木誠(おかやまはじめ)を連れてきていた。
診断の結果、ルミナウイルス感染症ではなく誤嚥性肺炎であるとし、後で薬を取りに来るよう指示を受ける。甲斐はその言葉に安堵した。
テレビ番組では、ヨウコが川島官房副長官に少しでも良いから医療従事者の待遇を改善してほしいと伝える。啓介とともに何度も頭を下げる2人。
啓介とヨウコの切実な思いを聞いた川島官房副長官は、補助金とは別に特別措置として援助を検討すると約束する。
その後、ヨウコの予言通り、ルミナウイルスの第2波が到来。感染者数は全国で1万人を超える事態に。
聖まごころ病院では、2階のルミナ病床は常に満床となり、救急も絶え間なく搬送され、病床が足りず困り果てる面々。
そんな時、全身白の衣装に身を包んだ只ならぬ雰囲気の男性が“まごころ”を訪れる。その男こそ、南の父親で“風俗王”の異名を持つ南錠一郎(松尾スズキ)だった。