数日後、家庭裁判所で翔の親権をめぐる審議が行われる。杏は、明乃の散財ぶりを指摘し、彼女が長年にわたりホストを相手に不貞行為を行っていた事実を明らかにする。だが、それだけでは親権を取ることは難しい状況だった。
海堂は、翔に「母親と暮らしたい」と証言させる予行練習を行う。
一方、蔵前から地図をもらって翔が暮らす明乃の実家を訪れた杏は、翔から受け取った腕時計と、忘れていったパスケースを返す。そこで翔は、裁判で証言することになったと打ち明け、無駄な裁判に金を使わずにさっさと諦めて、と父親に伝えてほしいと話した。
そんな翔に杏は、「あなたは笑いながら怒る人だったんですね」と返し、「あなたの気持ちを言葉に出来るのはあなただけ」と告げる。
杏(平手友梨奈)の言葉を受け、裁判所で自分の本当の気持ちを話す翔(三浦綺羅)
蔵前は、野球の練習中の樋口を訪ね、自分もすべてをかけて打ち込んでいた仕事を突然失ったと打ち明ける。蔵前は、カッコいい父親でいたいがために野球を続けているという樋口に、未来のある翔を裏で支えて育てるのもカッコいいと思う、と告げ…。
証人として家庭裁判所に出廷した翔は、海堂と練習した答えではなく、自分の本当の気持ちを話した。母親は自分がいなくても平気だが、父親は野球以外何もできなくて心配だというのだ。
慌てて休廷を求める海堂だが、それを一喝する杏。続けて翔は、父親とキャッチボールがしたい、母親の恋人をパパと呼ぶのが嫌だった、と証言。杏は、樋口が翔と暮らすために野球を辞める決意をしたことを伝えると、勇気を出して証言台に立った翔の気持ちを考慮してほしいと裁判官に訴えた。
樋口は、翔の親権を認められる。勝利を喜び、杏にハイタッチを求める蔵前。杏はそれを拒否しつつも、下ろした蔵前の手をまるで平手打ちのように思いっきり叩いた。
海堂から電話で報告を受けたさくらは、「今までお疲れ様でした」と告げる。彼女のデスクの上には、古びた書類のようなものが広げられていて…。

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