アドリブの球種が違う「全力で応えなきゃという気持ちになった」

──現場の雰囲気はいかがでしたか?

キャスト、スタッフの皆さんが本当に明るくて、僕は少し人見知りな部分があるのですが、いつ現場に行っても「おかえり」という感じで迎え入れてくださったので、リラックスしながら現場に挑めました。

──撮影ではアドリブも多かったと聞きましたが、印象に残っているエピソードを教えてください。

8話で、瑛太さんにまず押し倒されて、そこから靴を脱がされて…ということがありました(笑)。

テストの段階までは、アキレス腱をつままれていたのが、本番でいきなり変わったんです。

受けたことのないアドリブだったので、本当に対応に必死でした。ぜひとも見てほしいなと思います。

──今まで出演した作品と比べても、アドリブが多かったのでしょうか?

特別多いというわけではなく、なんていうんでしょう…球種が違う感じですね(笑)。

想定外の角度から、いろんな球が飛んでくるので、どれだけ(事前に芝居について)考えていこうが、予想の遥か上をいく方々でした。

その分、僕も全力で応えなきゃという気持ちになりましたし、すごく楽しかったです。

──「吉岡さん、瑛太さんからたくさん学びたい」と以前コメントしていましたが、実際にお芝居を通してどんな刺激を受けましたか?

吉岡さんは、「台本には書いていないけど、ちょっと続けて」というアドリブのシーンがあったときに、とにかく数を打ってくださるというか、僕がお芝居しやすいように、いろいろと投げかけてくださいました。

瑛太さんは、テストの前の段取り、どういう風にお芝居をするのか見せるような場面で、毎回芝居を変える。

テストでも変わるし、もちろん本番でもアドリブを変えてきて、いろんな引き出しを開けながらお芝居されている印象があり、それが本当に素敵だなと勉強になりました。

──空き時間にはどんな話をしましたか?

僕の大学の頃の話をしていたら「ミスター慶應」というあだ名になりました(笑)。

何かするたびに、2人から「さすが!ミスター慶應は違うね!」という感じのいじりをずっとされていて…(笑)。

あと、瑛太さんが、僕が学生時代にフェンシングをしていたことを知ってくださっていて、外のシーンの撮影で、持っていた日傘をフェンシングの剣に見立てて「ちょっと教えてよ」と言ってくださったので、フェンシングの基本の動作を2人で一緒にやっていました。

──今後の広瀬の注目ポイントを教えてください。

廻さんと翔さんの間に入るというか、翔さんとの直接対決もありますし、いろんな面で広瀬くんが暴走するので、注目して見ていただけるとうれしいです。8話は特に、広瀬くん大活躍の回になっています。

あと、広瀬くんと婚約者の梓さん(田中真琴)とのなれ初めのシーンで、「好きな映画を好きなだけ語って」という演出があり、そこは僕が本当に好きな映画を好きなだけ語っているので、どこまで本編で使われているかは分からないですが、楽しんでいただけたらと思います。