<小野ゆり子 コメント>

オファーをいただいたとき、また並木道子監督の演出を受けることができるなんて…!!と、とてもうれしく思い、「絶対やりたいです!」とマネジャーさんに伝えました。

今回演じた役は、とても苦しい役柄でしたが、同じ親として気持ちが痛いほど理解できる場面も多く、私にできる限りのことはすべて出し切ろうという思いで臨みました。

瀧内(公美)さん、山口(紗弥加)さん、綱(啓永)さんをはじめ、みなさんがカメラに映っていない場面でもお芝居を真剣に受けてくださり、なんていいチームなのだと感じました。

また、息子役の長尾翼くんとは2度目の親子役で、とてもうれしい再会でした。そして、久しぶりの並木監督演出でしたが、とあるシーンでNGが出てもう1テイクやる前に、並木監督がこちらに来てくださり「欲張りのもう1本!」と笑顔で伝えてくださったのがとても印象的でした。

細部まで妥協することなく寄り添っていただき、こんなに幸せな時間はありませんでした。あと、現場のお弁当のおいしさにも感激しました。

今回は感情が忙しい役どころで難しい部分もありましたが、ほかのキャストのみなさんにたくさん心を動かされ、とても助けられました。法医学と人の思いが重なりたどり着く真実と、その先で沙也とその家族がどんな未来へ進んでゆくのか、最後まで見守っていただけたらうれしいです。