誰かの思い出を追体験できる“写真”というアイテム
で、そんなこんなの経緯を踏まえての今回の第5話――。
過去の事件解決を聞きつけたのかなんなのか、トキとヒカルのもとに、なぜか“優秀な探偵”としてある依頼が舞い込む。
それはワイドショーでもにぎわせていた、“資産家の遺産トラブル”。亡くなった父が遺した遺言書には、実の子どもである二人ではなく、わずか一年前から同居を始めた“謎の女性”に全財産を譲ると記されていた。
あまりにも不自然な内容…。突如現れ、生活をともにするようになった“謎の女性”の正体とは?父は彼女に騙(だま)されていたのか?財産を狙った計画的犯行なのか?あるいは“別の事情”なのか?
さまざまな疑念と違和感が交錯するなか、トキとヒカルは真相解明へと動き出す。はたして、この遺言に隠された真実とは、一体?そして、彼らがたどり着く“答え”は!?
う…うん…全然…『時光代理人』じゃねーー!!!
そもそも、トキとヒカルが“優秀な探偵”として依頼がくるっていう、初っ端から無理があるってのに、なぜそこから遺産トラブルなる依頼を解決しなければならないのか。いや、解決できるのか。
いやいや、そもそも『時光代理人』ってドラマは、写真の中へダイブする!っていうギミックが重要で、この作品のアイデンティティだっていうのに、何の写真にダイブするっていうんだよ!?
どれどれ?そのあたりを?確かめてみると??
亡くなった父は大の写真嫌いであり、家族写真はもとより、自らの遺影すら残っていなかった――って、おーーーーーい!都合が良すぎる!いや、都合が悪すぎる!トキ、ヒカル、一体どうする!?
うん、ね??なんか、逆に気になってきたでしょう?(自分で言うな)
そもそも、遺産相続トラブルってのは、『時光代理人』であろうとなかろうと、サスペンスドラマの鉄板だし、そこに、いつもあるはずの写真がない!?どうする!?っていうスリリングが加わるわけだから、第5話がいつもとは違ったエンターテインメントに仕上がってる!ってことは、すでに保証されているわけです。
だけどだけど、今回のお話、導入部分から無茶が過ぎるので、下手すれば、別にこれって『時光代理人』である必要が?と、我に返ってしまうわけです。
実際僕も、途中でこれ…って思っちゃったし…(おい!)。でも、ところがどっこい、さすがの『時光代理人』。ちゃんとしてます(そらそう)!!
このドラマの肝である、ダイブして過去へさかのぼり、誰かの思い出を追体験できる“写真”というアイテムに、ステキな人情エピソードを紡いで、このドラマの“本質”を浮かび上がらせるのです。とにかく、乞うご期待!!!
