佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)さん×本郷奏多さんW主演、土ドラ『時光代理人』は、依頼人の未来を拓くため、タッグを組んで“ダイブ”するトキ(佐藤)とヒカル(本郷)――写真が紡ぐ新感覚のヒューマンドラマです。

<試写室>『時光代理人』第2話

前回、『時光代理人』第1話の大切な「試写室」だったというのに、「土ドラ10周年」という冒頭のテロップについつい大興奮してしまい、僕のマイベスト「土ドラ」である『恐怖新聞』について熱語りし、脱線しまくるという暴挙に出てしまいました。

しかし、『時光代理人』第2話を見終えた今…僕は再び…『恐怖新聞』をさかのぼり、「なぜ佐藤大樹さんという俳優は「土ドラ」で2作続けて“そんな役”を演じなければならないのか?彼はどうして「土ドラ」になると、とてつもない十字架を背負わされるのか?考えなければならない!!」という衝動に駆(か)られてしまったのです(しばらくお付き合いください)。

例えば、「いじめドラマ」において(「いじめドラマ」とは?)、主演俳優に求められるものはなんでしょうか(急に)?

みなさんが想像する「いじめドラマ」を思い返してみてください。…うん、そう!そうです!!「いじめドラマ」において、その主演俳優に求められるもの、それは、そこまでかわいそうに見えないこと。もしくは、どっかで反撃の余地が残っていること。もしくは、少なくとも攻撃に耐えうるフィジカルをもっていることにほかなりません。

なぜなら、「いじめドラマ」における肝心のいじめによって、すぐへこたれてしまうようではドラマは成立しませんし、そもそもかわいそうが先行してしまえば辛過ぎて見ていられないのです。そして、その後に待ち受ける“立ち向かうターン”に一向に進めなくなってしまいます。

ですから、そうですね。例えば、フジテレビの人気シリーズ『大奥』を思い返してみてください(「いじめドラマ」ではないだろ)。歴代の『大奥』主演俳優たちは、いじめに打ち勝つメンタルもフィジカルも持ち合わせていたでしょう?ねぇ??(勝手なこと言い過ぎ)。

では翻(ひるがえ)って、今作の佐藤大樹くんが演じる『時光代理人』のトキを観察してみましょう。

まず、頭脳明晰かつ冷静な判断力を持ち合わせている、本田奏多さん演じるヒカルとは超対照的に、いや、あえてのおもいっきり凸凹感を演出するかのように、トキは底抜けに明るく陽気で、深く考えないタイプの猪突猛進型です。

ではでは、またまた翻って、マイベスト「土ドラ」である『恐怖新聞』の、佐藤さんが演じた勇介もついでに振り返ってみましょう(なんでだよ)。

勇介もまた、底抜けに明るく深く物事を考えず、出会った瞬間「コイツ!」と決めれば、“育む”をすっ飛ばして、いきなりキッスへ持ち込んで付き合うまでいっちゃう猪突猛進型(無理矢理)。

で、その猪突猛進型はときに暴走し、中盤、ヒロインの友人に色目を使われて傾いちゃった挙句、電話越しでヒロインに「愛してる」とつぶやきながら、そこは浮気相手の部屋でパンイチだった…!!というくらいの、とんでもなく最低な猪突猛進型(こじつけが過ぎる)。そして、その際の“パンイチ”において、フィジカルも強めであることは確認済みであります。

そうです、つまりは、そうです!!トキも、勇介も、底抜けに明るく、何も考えない猪突猛進型で、フィジカル強めなのであります!!!(?)