プレゼンのあと、朝野は奈未に、気にかかっていたことを尋ねる。朝野は奈未の母・美雪(森脇英理子)から、奈未が家のゴミ箱に捨てた進路相談書を見つけて心配していると連絡を受けていた。

自分には進路相談書は必要ないと言う奈未。ダンスが好きな奈未は東京で進学してダンサーを目指したいという夢を抱きながらも、将来は母の営む商店を受け継ぐしかないと考えていた。

朝野は「京は遠ても十八里でしょ?」と言って白紙の進路相談書を奈未に差し出す。東京に行っても、親子の絆が切れるわけではない。奈未は、進路相談書を受け取る。

そんな2人の様子を、創亮たちが見守っていた。

奈美は美雪に、東京の大学へ行って本格的にダンスに取り組みたいと伝えた。美雪は、奈未の意志を尊重して応援すると答える。

奈未(出口夏希)たちが卒業!サバ缶を宇宙へ飛ばす夢は続く

JAXAから皆川が若狭水産高校を訪れることになり、町の人々も大騒ぎ。

皆川は、朝野ら教職員と生徒たち、集まった町の人々に、宇宙飛行士の生活について説明する。

約半年間、地球の周りを回る宇宙飛行士の生活は地味で、食事も質素なものしか食べられない。

ISS(国際宇宙ステーション)には冷蔵庫がないため、宇宙食の保存期間は1年以上、無重力状態で粉や汁を含むものは飛び散ると空気中を漂い、機械に入り込んで故障の原因となる可能性があるためNG。宇宙食開発にはおいしさより安全が求められ、その基準は非常に厳しいという。

それでも皆川は、奈未たちのプレゼンを聞いて胸を打たれ「鯖街道を宇宙までつなげてほしい」と応援することを約束する。

奈未たちは卒業式を迎え、それぞれの道を歩むことに。

朝野は、奈未たちがこれまで積み重ねてきた実験を記録したノートを開き、感慨にふけっていた。

そんな朝野を柚希が海まで連れ出す。生徒たちとダイビングショップのオーナー・檜山香織(熊切あさ美)が朝野を待っていた。

生徒たちは香織に頼んで、海を綺麗にするために海にアマモを植えようとしていた。朝野は生徒たちとともに、一緒にアマモを植える作業をする。

奈未たちがサバ缶を宇宙に飛ばすことはできなかった。しかし、朝野と奈未たちが開いた宇宙への夢は次世代の生徒たちに受け継がれていく――。

『サバ缶、宇宙へ行く』公式サイト

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