ジャン・レノさんが日本の舞台に立つ心境を明かしました。
5月10日~24日の東京芸術劇場 シアターウエストでの東京公演を皮切りに、全国11都市にて「ジャン・レノ ソロパフォーマンス『らくだ』」を上演するジャン・レノさんが4月22日、都内の稽古場にて記者懇談会に出席しました。
モロッコ・カサブランカに生まれたジャン・レノさんは、リュック・ベッソン監督作『グラン・ブルー』(1988年)や、ナタリー・ポートマンさんと共演した『レオン』(1994年)などに主演し、同作の大ヒットによりハリウッドに進出。
ベッソン監督が日本を舞台に脚本を書き、ジェラール・クラヴジック監督がメガホンをとった『WASABI』(2001年)に主演したことでも知られる名優です。
ジャン・レノ 自ら脚本を執筆!歌唱披露も
そんなジャン・レノさんが「僕の人生はらくだのようだ」と語り、自身の歩みをたどる自叙伝的舞台『らくだ』を上演。彼の人生に深い影響を刻んだ出会いや出来事を、出演映画の記憶と重ね合わせながら、その半生を音楽と物語で鮮やかに描き出します。
この日、ジャン・レノさんは演出を務めるラディスラス・ショラーさん、ピアノ演奏のパブロ・ランティさんとともに登場。
まずは、ラディスラスさんが「今回、ジャンが自分で脚本を書き、それを自身で演じ、さらに歌もうたうというのは、ある意味、とてもリスキーなチャレンジとなりますが、危険な賭けに挑むジャンに東京芸術劇場という素晴らしいフレームでクリエーションをオファーできることをとても嬉しく思う」と紹介。
パブロさんは「ラディスラスとジャンの2人が先に稽古を始めていて、僕は途中からの参加でしたが、今のところ順調に進行しています。楽曲も素晴らしいし、ジャンが書いた脚本も最高」と発言すると、脚本を手がけたジャンさんが笑顔で「ありがとうございます」と感謝しました。
本作の上演に至った経緯について、ジャンさんは「自分の人生、過去の歩みを語りたいという願いがまずありました。というのは、俳優として演技をする場合、皆さんがご覧になるのは他人を演じている私であって、私自身ではない。ですので、これまでの歩みをまず自分の子どもたちに伝えたいという思いがありました」と紹介。
続けて、「私はずっと日本が好きで、四半世紀にわたって日本との交流がある中で、『私は何者なんだ、どこから来たんだ』ということを皆さんに伝えたいと思った。ポスターの中に存在する俳優ではなく、人間としての私を見せたいと思った」と日本で舞台に立つ意味を説明しました。
