日本のどのようなところが好きなのかを聞かれると、「このお芝居の中のセリフにもあるのですが、ある人をどうして好きなのかという理由を説明することはとても難しく、定義することができない。それは香水の香りと同じで、分析ができないんです。とにかく私はここにいる。日本にいると幸せなんです」と力説。
さらに、「それは結婚生活において、妻への愛情も同じ、どうして妻のことが好きなのかというのは説明できない。すべてを含めて妻を愛しているということなんです」と日本への思いを妻への愛情に例えながら紹介しました。
ジャン・レノ「コンニチハ、イラッシャイマセ」と日本語も披露
今作のタイトルを『らくだ』に決めた経緯を問われると、「俳優としてさまざまな動物、人間と共演してきた中、自分の内側にいるのはどんな動物なんだろうと考えたとき、“らくだ”だと思ったんです。人を運ぶ、荷物を運ぶ、そして、ゆっくり歩く。私はらくだだと思ったからです」と返答。
らくだとして「どのようなモノを運んできた?」という質問には「家族、それから、苦しみや孤独も運びました」といい、「皆さんがご覧になった私が演じてきた役というのは孤独を抱えている役柄が多かったと思う。その中で人との出会いもたくさんありました」と振り返りました。
また、これまで訪れた中で印象に残っている日本の場所を聞かれると「京都、それから、富山も日本酒が美味しいので好きな場所です」と答え、「知っている日本語を教えて」というリクエストには茶目っ気たっぷりに「コンニチハ、イラッシャイマセ」と笑顔で応えました。
