「あなたに、お会いしてみたいと思ってました」──天間聖司(白洲迅)が初対面の来栖嵐(成田凌)に意味深な言葉を投げかけてから、しばらくたったある日、来栖と未谷千晴(小芝風花)は新規登録者でフリーライターの石岡遥太(飯島寛騎)の面談を行うため、カフェに呼び出される。

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ところが石岡は、手間を省くために別の大手転職エージェントの担当者も同じ席に呼んだといい、まるで2社が対決するような状況に千晴が戸惑っていると、そこへ、同業者であることを千晴に隠していた天間が現れた。

28歳の石岡は、大学卒業後からフリーライターとして活動。有名メディアへの掲載実績もあることから自己評価が高く、正社員になるのは自らの市場価値をさらに高めるためだと豪語。

しかし来栖は、ある理由から、実績に自信がある石岡を「“正社員になりたいフリーター”として選考される」と未経験者扱いし、怒らせてしまう。

一方の天間は、来栖の意見に一定の理解を示しつつも、石岡の考えを尊重し、プライドを傷つけない巧みな話術で希望条件を広げていく。

来栖とは真逆な“優しく親身に”をモットーとした天間のやり方に心酔した千晴は、さっそく、広沢絵里香(山口紗弥加)たちに天間の有能っぷりを熱弁。しかし、横山潤也(前田公輝)は天間の名前に何かひっかかる様子で…。

数日後、再び集まった来栖と千晴、天間が、それぞれが石岡に合った企業を紹介すると、石岡は天間が提案した、とある知名度の高い会社に食いつき、上機嫌。するとその申し出に、天間は驚くべきことを言い出して…。

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