お子さんにYouTubeなどの動画を見せるかどうか悩んでいる方、多いのではないでしょうか?

こちらの記事では、長男は名門国立小学校を経て最難関中高一貫校へ進学、息子2人の小学校受験を経験し教育ママコミュニティー「E_fam」を立ち上げ情報発信や交流の場づくりを行っている、お受験ママインフルエンサーすみれさんが実践した、小学校受験に効く動画活用法を紹介します!

すみれさんは、フジテレビで4月から毎週日曜朝に放送中の子ども向け番組『ぱちぱちるんるん』内の教育コンテンツ「ピッカリーン」でクイズの監修を務めています。

動画はNG?多くのママが抱える葛藤

すみれさんが監修を務める『ピッカリーン』(フジテレビ『ぱちぱちるんるん』より)

「小学校受験を考えるなら、動画はできるだけ見せない方がいい」

そんなイメージを持っている方は、今も多いのではないでしょうか。

私自身も受験期は、同じような迷いを抱えていました。子どもには、できるだけ良い環境を用意したい。でも現実は、毎日やることに追われ、理想どおり丁寧な関わりを続けるのは簡単なことではありません。

「動画に頼るのはよくないのでは」という気持ちと、「正直助かる」という本音。その間で揺れながら過ごす日々でした。

そんな中で気づいたのは、動画は「使い方次第で、むしろ心強い味方になる」ということです。

教育動画が増えた今、「どう使うか」が問われる時代に

ここ数年で、教育系の動画コンテンツは大きく増えました。図形や思考問題、言葉の理解など、小学校受験を意識した内容も充実し、「動画=娯楽」とは一概に言えない時代になっています。

共働き家庭の増加もあり、限られた時間の中でどう子どもと向き合うかは、多くの家庭にとって現実的な課題です。そうした中で、動画を上手に取り入れることは、無理をしないための一つの選択肢とも言えるでしょう。

大切なのは、「動画をどう使うか」

その視点を持つだけで、向き合い方は大きく変わると感じています。

動画だからこそ深まる理解がある

動画の魅力は、視覚的に理解できることと、手軽に取り入れられることです。

特に図形や空間の分野では、動きや変化を目で追えることで、子どもの理解が一気に進むことがあります。

また、短時間で完結する動画であれば、スキマ時間に無理なく取り入れられるのも大きな利点です。繰り返し視聴できるため、自然と記憶の定着にもつながります。

「動画だからこそ、理解が深まることがある」

これは、実際に子どもたちを見ていて強く感じたことでした。

わが家で実践した「昔話動画」という選択

わが家が小学校受験をした当時は、今ほど教育動画は充実していませんでした。その中で唯一活用していたのが「昔話の動画」です。

当時、息子たちは「シンデレラ」と「白雪姫」を混同してしまうことがありました。物語の大枠は理解しているものの、登場人物や展開が曖昧だったのです。

そこで、親子で一緒に動画を見る時間をつくりました。5分ほどの簡単な動画ではあったものの、映像で見ることで、登場人物の違いや物語の流れがはっきりとし、理解がぐっと深まったのを覚えています。

「これはどっちのお話だったかな?」

そんなふうに声をかけながら見る時間は、確認の場であると同時に、親子で楽しめるひとときにもなりました。

本来であれば、昔話は絵本で丁寧に読み聞かせるのが理想かもしれません。しかし、忙しい日々の中で、同じ本を何度も読むのは負担に感じることもあります。

その点、5分程度の動画は手軽で、親にとっても無理がなく、それでいて子どもにはしっかり届く方法でした。