曽根隼人監督「これは貼れません」鉄道会社からNGを出さたキービジュアル
曽根監督は、「キービジュアルが怖すぎると鉄道会社さんから怒られて、『これは貼れません』と言われてしまって(笑)。僕も息子には見せられないですね。でも、キービジュアルとしてはインパクトが大事。めちゃくちゃいいものを作っていただきました」とニッコリ。
続けて、「短い尺の中で、怖がっていただけるホラーができたと思います。1話が大体15分ほどなので、見ていただいたら、さらっと終わります。1話に出てくる怖い人がいるのですが、原作の山森さんから『私が見たままでした』と言っていただけました。いろいろと駆使しながら怖い顔を作りましたが、皆さんに山森さんが見た現象を疑似体験していただけると思います」と語りました。

山口監督は、「曽根さんと一緒に、日常の怖さを突き詰めさせていただきました。日常に潜む不安や、心配などの感情を、どれだけ引き出せるのか。最恐ホラーを作らせていただきました。ぜひ、9話まで楽しんでいただけたら」と呼びかけました。

山田さんは撮影を振り返り、「台本や原作は、昼間の明るい時間に、HIPHOPを聴きながらではないと読めないような怖さでしたが、撮影自体は笑いが絶えなくて、不思議な現象でした。怖いけど毎日楽しかったです」と明かしました。
曽根監督は「怖い場所に行くほど、みんなしゃべるんですよ。僕がたまたまコケたりすると、周囲が『呪いだ!』と騒いで。怖いから笑っちゃうんだと思います」と推測しました。

そんな山田さんは、大の怖がりだそうで、「日本でも5本の指に入るくらいホラーが苦手なんです。すごい怖がりなので、ホラー映画は一度も見たことがなかったです。怖いのが苦手なので、自分で演じながら、毎回トラウマを植え付けさせられるような。お化けのシーンは毎回、怖すぎて泣いてました」と回想。
ホラーが苦手なのに、今回の仕事を引き受けた理由を「基本的に、やったことのないものにチャレンジがしたいんです。今まで役者をやってきて、喜怒哀楽は演じてきましたが、恐怖は一度もやったことがなかったんです。極限状態の人間が叫ぶ演技をやってみたいという好奇心が勝ってしまった」。
「監督から、『ドキュメンタリのようにホラーではなく、日常生活の延長で怖いところに入ってしまう。そういった恐怖を描きたいので、本当に怖がってくれ』と言われ、そこが一番チャレンジしたかった。素晴らしいスタッフの方たちと、今まで見たこともないものを作っている雰囲気が現場にありました。(オファーを)引き受けてよかったです」と語りました。

イベントの最後には、山口監督からFOD配信中の『憑きそい』が、8月16日より地上波(フジテレビ/関東ローカル)でも放映されることが発表され、締めくくられました。
(c)山森めぐみ/扶桑社 (c)フジテレビジョン