21歳を迎えた茅島みずきさんが、今後挑戦してみたい作品と、最近「ゾッとした」出来事を明かしました。

茅島さんが主演を務めるFODオリジナルドラマ『エリカ』は、2014年に発売された楠本哲さん原作の伝説のサイコホラーコミックス『エリカ』(少年画報社)を実写ドラマ化した作品。“戦慄の女子高生ストーカー”を描いた原作コミックスは、発売から11年経った今もなお、ショッキングな展開と異常なまでの執着心が描かれる狂気性が、ホラー好きの間で話題となっています。

次第に明らかになるエリカの歪んだ本性と常軌を逸するストーカー行為により、エリカに執着される臨時教員・青嶋(渡辺大知)の人生が崩壊していく様子がショッキングに描かれる本作。

主演だけでなく主題歌も担当する茅島さんに、自分の狂気的だと思う部分、歌やダンス、そして今後の抱負について聞きました。

茅島みずき「見られているような気がしてすごくゾッとした」

――演じたエリカはサイコで狂気的なキャラクターですが、茅島さんは自分が「ちょっと狂気的かも」と思う部分はありますか?

たまに同じ方がいらっしゃるんですが、大事なシーンの撮影があったり、オーディションがあったりする時は、家を出る際に「靴は右側から履く」とか、そういう決めごとをやらないと家を出られないというところがあります。

――「験を担ぐ」ということでしょうか。その日のスタートが良ければもう大丈夫!という気持ちになりますか?

それが、だんだん増えていくんです(笑)。「今日は左手からやろう」とか、「1回手を洗ってから行こう」とか、日によって変わるし増えていく時があって。ひと通り終えた後に、こだわり過ぎている自分に「ちょっと怖かったな」って自分で思うことがあります。

――作品にちなみまして、最近「ゾッとしたこと」を教えてください。

YouTubeで「心霊スポットに泊まってみた」的な動画を見ていたら、壁に掛けてあった自分の上着が落ちてきたんです。ちゃんとかけてあったし、普段も落ちてきたことがないのに、ぽとんと落ちてきた時には、何かに見られているような気がしてすごくゾッとしましたね。

(C)楠本哲/少年画報社/フジテレビ

――ホラーが苦手だとおっしゃっていましたが、ホラー慣れするために見ていたのでしょうか?

そういうわけでもなく、友達から「そんなに怖くもないし、面白い演出があるから」と勧められて見ていたんですけど、見るんじゃなかったなと思いました(笑)。

自身の「狂気的」に感じるところ、ゾッとした体験を教えてくれた茅島さん。インタビュー後半では、仕事への向き合い方や21歳を迎えた抱負について聞きました。