13万人が訪れた日本グランプリ決勝を、F1初参戦の女性ライターが取材。

凄まじい爆音と共にマシンが近づいてくることは肌で感じるのに、いざ目の前を通りすぎる瞬間は速すぎて目で追うことすら許されない「時速300km」のスピードに、衝撃を受けました。

「今のは誰…?」目で追うことすら許されない速さに衝撃

13時50分ごろ行われた決勝レース直前のセレモニーには、ダンスチーム・アバンギャディが登場し、一糸乱れぬダンスを披露。

さらに、YOSHIKIさんがピアノとドラムで日本国歌を演奏するという、前代未聞のパフォーマンスで会場を沸かせます。

写真:ゲッティ

そして14時10分、いよいよ決勝レースがスタート!
その瞬間、全身を突き抜けたのは「衝撃」の一言でした。

時速300kmを超えるスピードとは、一体どんな感じなんだろう?と思っていましたが、もはや速すぎて目で追えません!

凄まじい爆音と共に一瞬で目の前を通り過ぎ、「今のは誰…?」と確認する暇もないほど。

「5kmのコース、1周して戻ってくるまで暇かな?」なんて思っていた自分を叱りたいくらい、1分30秒ほどで次々とマシンが戻ってくるスピード感。

大型ビジョンに映し出されるドライバー目線のカメラ映像も相まって、経験したことのない臨場感にのめり込み、一瞬たりとも目が離せませんでした。

写真:ゲッティ

レースは、ポールポジションでスタートした最年少のキミ・アントネッリ選手(メルセデス)がスタートで出遅れる波乱の展開。

写真:ゲッティ

しかし、セーフティーカーが入るタイミングにも恵まれ、最後は後続を大きく引き離して圧倒的な速さで優勝!

写真:ゲッティ

2位にはオスカー・ピアストリ選手(マクラーレン)、3位にシャルル・ルクレール選手(フェラーリ)が続きました。

アントネッリ選手はこれで、史上最年少でドライバーズランキングのトップに。歴史を動く瞬間を目の当たりにしました。

鈴鹿脱出グランプリ!?大渋滞で名古屋駅までタクシー3時間

楽しかった余韻に浸る間もなく、名古屋駅までの“鈴鹿脱出グランプリ”がスタート。
白子駅に向かうバスの大行列に心が折れそうになります。

会場スタッフの方の「タクシーの方が早いですよ」という言葉に、車内で記事を書きながら帰ろうと、タクシーの行列へ。

しかし並べども進まず、日が落ちてだんだん肌寒くなってきました。

乗る直前に、名古屋駅に向かうタクシーは1人あたり1万5000円の定額であることが判明。並んだ1時間半を無駄にはできず、18時ごろタクシーに乗車。オランダから来たというフェルスタッペン選手のファンらと、4人で相乗りとなりました。

1本記事を書き上げた後、だいぶ寝て起きてもまだ鈴鹿!という大渋滞に、大柄なオランダ人男性も「お手上げ」といった様子で苦笑い。それでも車内では決勝レースの話題で大いに盛り上がり、言葉の壁を超えた一体感を楽しむことができました。

結局3時間の長旅となり、名古屋駅に着いたのは21時ごろ。そのあと食べた油そばの味は、これまでにないほど格別でした。
 

今回、初めてF1の世界に足を踏み入れて感じたのは、今起きているブームは単なるモータースポーツとしての人気再燃ではないということです。

自作の応援アイテムやコスチュームを身に着け、推しのドライバーを入り待ちし、ファン同士も年に1度の交流を楽しむ…そんなお祭りのようなエンターテインメントが、鈴鹿にはありました。
(大行列や大渋滞も、終わってみれば楽しかった思い出の一部…?)

取材前にはF1のことを全く知らなかった私は今、選手たちの公式SNSをフォローし、公式YouTubeをチェックするようになりました。

もっとルールを勉強して、次はさらに深い視点でこの興奮を味わいたいと思います。

F1日本グランプリ結果

1位 キミ・アントネッリ(メルセデス)
2位 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
3位 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
4位 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
5位 ランド・ノリス(マクラーレン)
6位 ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
7位 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
8位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
9位 リアム・ローソン(レーシングブルズ)
10位 エステバン・オコン(ハース)
11位 ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
12位 アイザック・ハジャー(レッドブル)
13位 ガブリエル・ボルトレト(アウディ)
14位 アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)
15位 カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
16位 フランコ・コラピント(アルピーヌ)
17位 セルジオ・ペレス(キャデラック)
18位 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
19位 バルテリ・ボッタス(キャデラック)
20位 アレックス・アルボン(ウィリアムズ)
NC ランス・ストロール(アストンマーティン)
NC オリバー・ベアマン(ハース)

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