タレントの梅宮アンナさんが、アデランスと共同開発した乳がんの患者に寄り添うインナーを2026年2月に発売。
それに伴う新商品発表会が、2月19日(木)に東京都内で行われ、梅宮アンナさんが登壇し新インナーに込めた思いや治療中のエピソードを明かしました。

梅宮アンナ「胸をなくしてもそんなに落ち込まないで欲しい」

白いミニ丈ワンピースの装いで登壇した梅宮さん。

そんな梅宮さんは、2024年8月に乳がんのステージ3aと診断されたことを公表し、11月には右胸の全摘出手術を行い、その後は抗がん剤治療、放射線治療などを経て、現在も治療を続けています。

今回、発売される2種類のインナーは、前開きと片胸用のインナー2種類で、刺激に敏感になりやすい術後の肌への負担を考慮した やさしい着心地が特徴。また、全方位で伸縮性が高く動きやすい作りなのもポイントです。
このうち、片胸用のインナーは、梅宮さん自身の経験から着想された商品となっています。

乳がんに罹患されたときのことを問われると・・・

「胸のサイズが小さく縮んでいく状態で、異常だなと思って病院に行って発見に至った」と話し、「父を筆頭に親戚でもガンが多かったので、将来私ガンになるのではないかなと小学校の頃から思ってたので聞いた時はそんなに驚かなかったですし、意外に冷静でした」と当時を回顧。

手術については、「一刻も早く取らないと命に関わるということで1日も早く取ってほしいと思いました。」と話す梅宮さん。

治療については、「三大治療のフルコースで10ヵ月間の治療を行って、今は三大治療が終わりましたので、術後1年間はかなり厳しかった。脇のリンパ節を取ると手を上げられない。痛くて眠れなくなるので、そういう大変さはありました。」と、生活面での苦労を赤裸々に話しました。

そして、「乳がんは治療が長くて10年薬を飲まないといけなくて、去年の3月から抗がん剤を飲んでいます」と現在の治療についても明かしました。

手術で、23センチ切ったという梅宮さんは、「手術をする前は、胸を作らなきゃとかどういう下着を着けられるのかな?っていう思いがあったんですけど、私23センチ切ってて傷口が痛くて、ほかの乳がん患者さんのSNSなどを見ていると痛いって書いてなくて。「これって私だけ?」って思って、やっぱり自分が感じたことは発信していかなきゃと思いました。胸がないことが悲しいんじゃなくて、それぞれの自由な選択でいいのではないかと思っています。」と思いを口にしました。

手術後は「とにかく下着がなくて、傷口に下着の生地があたってとにかく痛いんですね。」と振り返り、そして「傷口に当たらないような下着が日本にはなくて、これは作らないとなって思いました。」と決心したそう。

そして「退院した時につける下着がない、当分の間下着を着けることができなかったんですね。」と明かし、「術後10日ぐらいから動き出しました。いろんな人にお話をしていました。」とすぐに動き出しといいます。

共同開発するに至った経緯を聞かれると、梅宮さんが自身のSNSで「医療用インナーを作りたい」と発信したところ、メーカーから梅宮さんの元にメールが届いて一緒に共同開発することになったそう。

共同開発したインナーについては、「柔らかい生地で、前側にホックがついているほうが便利で、動きやすいところ」とこだわりポイントを教えてくれました。
「あるものをを作るのではなく、ないものを作るのに意味がある」と力強く語った梅宮さん。片胸用のインナーは診察の時にも使っていただきたいと話します。

そして、パッケージには「同じ悩みを知る私たちへ このブラは無くした胸ではなく、あなたの勇気と未来を包むためのプレゼント」と梅宮さんからのメッセージが書かれています。

このメッセージには、「胸をなくしてもそんなに落ち込まないで欲しい」という思いを込めたと話す梅宮さん。また、「進化していけたらいいな」と、今後についての思いも明かしました。