<大東駿介 コメント>
――レギュラー出演が決まったときは、どう思いましたか?
不思議な感覚、想像もしていなかったです。
今の時代、どんな職業でも、どんな生き方をしている人でも、“ひとつの人生、ひとつのこと”じゃなくても良くなってきていると思います。
だから、俳優も芝居だけを表現方法としなくてもいいのではと。
ニュース番組に出演することや人と接することが、将来自分が演じる人やその人物の営みにつながっているから、いつも「ものすごく材料をいただいているな」と思いますね。楽しいです。全部栄養になっています。
関西をもう一度“地元”にし直したいです。SNSを見ていても、気になる関西の職人さんとか、そういうところによく視点が行くようになりましたね。
近所へ出かけたときにも、「街でこういうのやってんねんな」と発見すると、関西で行ってみたいところのアイデアが浮かぶようになってきました。
初回のロケでは、たまたま声かけたおっちゃんが「今日、誕生日やねん」って。奥さんも「忘れてたわ」って返していて。それだけで、めっちゃドラマがあるし「これこれ!街歩く面白さってコレやな」と思いました。
(“ちなみに情報”を求めて散策することについて)“ちなみに”という言葉は、そこまで堅苦しくない雰囲気が出るし、聞かれる側もそんなにかしこまる必要がなくなって、ロケの展開もより広がるなって思いましたね。