連日熱戦が繰り広げられているフジテレビ『FIVBワールドカップバレーボール2019』。

そんな中、スペシャルサポータ―を務めるジャニーズWESTの副音声「LIVE!バレチャンWEST」でのコメントが、「すごく勉強している」「熱い」「面白い」と好評だ。

フジテレビュー‼では、ジャニーズWESTが視聴者とともに盛り上がりを見せた“ファンタスティック”なシーンをプレイバックする。

9月29日(日)のオランダ戦は、女子大会最終日ということもあり、昨日に引き続きメンバー7人が揃って登場した。今大会の成績は、これまで5勝5敗。日本は、2016年のリオデジャネイロオリンピックでベスト4にまで上り詰めた経験のあるオランダから勝ち星をあげ、勝ち越して大会を終えることができるのか――。

<第1セット 日本18-15オランダ>の場面

試合開始直後から主導権を握り、リードする日本。「今まで日本はスロースターターなイメージでしたけど、今日は攻めてますね」と中間淳太が語るように、選手全員がいつも以上に前のめりに試合に臨んでいた。“勝ちきる”ことを目標に、3連勝を達成し、いい流れのまま大会を終えたいという選手の気持ちが伝わってくるようだ。

そんな中、日本は、日本17‐14オランダの場面で黒後愛選手と宮下遥選手の2人を投入する“2枚替え”。この“2枚替え”は、ここ数試合を見ても常にいい流れを作ってきていたが、今回も奏功。宮下選手の相手のリズムを崩す絶妙なサーブと、黒後選手の安定感あるスパイクがさく裂した。

特に、黒後選手はケガから復帰したばかりだが、神山智洋が「やっぱ決めてほしい時に決めてくれますね、黒後選手は」と語り、小瀧望は「ケガの影響がまったくなさそうに見えますけど…」とパワフルなプレーに圧倒された様子だった。

<第2セット 日本26-25オランダ>の場面

徐々に調子を上げていくオランダのパワーに日本も負けじと攻め、得点を取って取られての大接戦となった第2セット。23-23から、セットポイントがかかった場面で、オランダ選手の強烈なスパイクをきっちり止めた奥村麻依選手のブロックには、WESTも放送席から立ちあがって「うぉぉお!!」と雄たけびを上げて大興奮した。

そこから2度のデュースにハラハラとさせられたが、石井優希選手が冷静にボールをラインぎりぎりに落とすサービスエースでこのセットを制すると、藤井流星は「すげえ!」と感激の声をもらし、桐山照史は「ありがとう!」と感謝を口にした。

<第4セット 日本7-9オランダ>の場面

ブロード攻撃を決める芥川選手

第3セット終盤、日本はストレートでオランダを下して一瞬歓喜に沸いたが、オランダのチャレンジ(ビデオ判定)で判定が覆り、そのまま逆転でセットを落とすという展開に。

ここからさらに勢いをつけたオランダが第4セットも日本に猛攻をしかける。しかしそんな中、芥川愛加選手がCクイックのブロード攻撃(セッターの後ろからライトに走り込み、片足ジャンプからスパイクを打ち込む。コートを広く使う攻撃)で、オランダに向いていた流れを打ち崩す。これには、今大会の期間中に様々なバレーボールの技を勉強してきたWESTも…

メンバー:うわぁ~!(感激)

濵田:めっちゃ早い!

桐山:すげえ、今の!

重岡:(芥川選手は)ここぞという時に確実に仕事してくれますね。

藤井:かっこええな!(セッターの)背中から出てきてポーンやもんね!

重岡:俺も…なんか…背中から出てきたい!

小瀧:忍者みたいな動きですもんね。

重岡:忍者いたんですね、現代にも。

と、独特な会話ではあるものの、揃って感激の声を上げていた。

<第4セット 日本24-21オランダ>の場面

3連勝をかけて戦ってきたオランダ戦、最後は、ニューヒロイン・石川真佑選手がスパイクを決め接戦に終止符を打った。大会を通して最後まで諦めず、粘り強くボールを追いかけ、それでいて笑顔でプレーする女子代表選手たちを見守ってきたWESTは…

桐山:勝ちでいってくれたのが、次の男子にもいいタスキを渡しましたよね。

濵田:今日の試合もそうですけど、この大阪3連戦、感動しました。自分も頑張れそうな気がします。

重岡:横浜から始まって、この大阪までほんま頑張りましたもんね。

桐山:ありがとうや。

藤井:ありがとう!

重岡:ほんまに感動をありがとう!

と、感無量の様子だった。このオランダ戦の結果を受け、女子日本代表は今大会6勝5敗となり5位に。メダルには届かなかったが、2020東京オリンピックに向けて期待が高まる結果になった。

そしていよいよ、10月1日(火)からは、男子大会が開幕!初戦は「日本VSイタリア」。男子大会も、女子に引き続きジャニーズWESTが盛り上げてくれるはず!