撮影所では、深津が海斗に激しい殺陣のレッスン中。主役を弟子に奪われた深津がイライラしているという噂も流れる現場に、凛は2人の師弟愛は偽物だったのかとショックを受ける。

しかも撮影直前に、深津が高い場所から飛び降りるスタントを海斗に代わってほしいと言い出した。自分を立てるための忖度のようなアクションは必要ないという深津の主張を受けて、監督は渋々変更を指示するが…。

本番で高所から飛び降りようとした際に命綱が切れ、海斗が落下する事故が発生。天音は、海斗が一方を指差して何かを伝えようとしていることに気づく。

そのまま海斗は意識を失い救急車で運ばれていったが、天音は命綱に入れられた切り込みを発見。誰かが本気で映画を潰そうとしている可能性がある…天音が気を引き締めるなか、警視庁の佐久間凌(渡部篤郎)が現場検証にやってきた。

意識不明の重体に陥った海斗(中村海人)…天音(玉木宏)は深津(石黒賢)の行動を注視

海斗は首と背骨を骨折し、意識不明の重体に。エグゼクティブ・プロデューサーの神山涼子(大路恵美)は撮影の中止を検討するが、深津は海斗の復帰まで作品を守るために自分が主役を務めると宣言する。

撮影の続行が決まるなか、ある芸能事務所のマネジャー・吉原誠(入江甚儀)が佐久間に声をかけた。撮影の前日、深津が命綱の置かれたスタジオをうろついていたというのだ。

スタッフがチェックした際には異常がなかったはずの命綱に、切り込みを入れたのは誰なのか。佐久間は深津や海斗を恨んでいる人物に心当たりがないか、深津を追求する。

犯人は自分ではないと主張する深津を尾行し、彼が撮影所のあちこちに盗聴器を仕掛けていることを突き止めた天音。深津は、自らの手で犯人を探そうとしていたのだ。

犯人探しへの協力を申し出た天音に、深津はかつて結婚を考えた相手とデビューを機に別れたこと、アクション俳優を育てる事務所の愛弟子である海斗の今後の飛躍のために、映画の主演を譲ったことを打ち明けた。