空手で鍛えられた肉体、そして部屋はアニメグッズでいっぱい

――佐渡島で撮影された写真は、ダイナミックでありつつ自然体な表情が印象的です。

佐渡島には3日間滞在しました。写真の背景を見てもらうとわかりますが、すごく個性的で、どこもきれいな場所ばかりでアニメに出てきそうな感じですよね。美しい景色の中での撮影で、すごく感性が研ぎ澄まされましたし、その場所の雰囲気に合った自分が写っていると思います。

海での撮影では、波にもみくちゃにされながら撮影をしました。テンションが上がって、「わー!」って、言葉にもならないような声で叫んでいました。これまでにない経験をさせていただいたので、印象深いです。

――上半身裸の写真もあり、見事な肉体美も披露しています。撮影にあたって体作りなど、準備したことがあったら教えてください。

撮影が決まって、スキンケアや食生活は意識していましたが、もともと家でもトレーニングをしていたので特に準備ということはなく、結構そのままです(笑)。体に関しては学生時代に空手をやっていた頃の貯金だと思います。休みの日には朝5時に起きて外を走って、8時からお昼まで練習して、お昼を挟んで午後の練習をして、夜ご飯を食べたら夜の練習に行って…そういう生活だったので、そこで鍛えられたのかなと思います。

――プライベートの前田さんについても教えてください。“意外な一面”はありますか?

皆さんは僕にどんなイメージを持っているんでしょうか?クールな感じに見えているんでしょうか…。友達と遊んでいるときはすごくしゃべりますが、基本的に人見知りですし、仕事以外では本当に家から出ないインドアなタイプなんです。

アニメがめっちゃ好きなので、普段は家でひたすらアニメを見ています。部屋の壁一面にアニメのポスターが貼ってあって、テレビ台にはアクリルスタンドが乗りきらないくらいあって、その両端のガラスケースにはフィギュアがたくさん飾ってあります。生活スペースがどんどんアニメのグッズで埋め尽くされているので、僕の部屋を見たら「意外だな」って思ってもらえるかもしれないです(笑)。

――これまでの活動を経て“改めて”という意味も「Awake」には込められているそうですが、これからの展望を教えてください。

デビューして経験がまだ浅い中、本当にがむしゃらに必死にやってきたところで、この写真集を出すタイミングをいただきました。これまでの自分も大切なんですけれども、新たにもう一歩を踏み出したいという思いがあります。

これからいろいろな役と出会って演じていく中で、“前田拳太郎”という人間のいろいろな部分も見て欲しいなと思っています。写真集の中にも、これからの自分がどうありたいかが写し出されています。

どんな役を演じてもハマる“カメレオン俳優”にすごく憧れがあるので、そういう役者になれたらいいなと思っています。

――『女神の教室』もそろそろ終盤に差し掛かりますが、水沢的に「ここを見てほしい」という見どころは?

自分ではない人を演じているので、演じていて僕自身の視野も広がりますし、役と一緒に成長していっているというイメージがあります。

水沢くんは、最初はロースクールの中で一匹狼的な立ち位置で、バイトをしながら勉強をがんばる苦学生ですが、柊木先生(北川景子)の授業を受ける中で皆と協力したり、相手の気持ちに寄り添って考えられるようになります。

皆と悩みを話したりする中で、ちょっとずつ打ち解けていく水沢くんの変化に注目していただけたらうれしいです。

撮影:今井裕二