1月19日(月)、「第45回 大阪国際女子マラソン」(1月25日開催)に先立ち、大会に出場する松田瑞生選手(30)と伊澤菜々花選手(34)に迫るドキュメンタリー『大阪から、LAへ。夢に駆けるランナーたち』が放送されます。
涙を越えてたどり着いた、大阪から始まる第2章
2024年、前田穂南選手による19年ぶりの日本記録更新、2025年、ニューヒロイン小林香菜選手の誕生――。
大阪国際で、日本女子マラソン界の新たな歴史が刻まれたこの2年。その歓喜の裏側で、人知れず涙をのんだ2人のランナーがいました。 一度は夢破れ、それでも走り続けることを選んだ彼女たちが見据えるのは、ロサンゼルス五輪という新たな光。
大阪から世界へ、最後の夢にかけるランナーたちの「覚悟」に迫ります。
大阪国際で3度の優勝を誇る“なにわの女王”松田瑞生選手。
しかし、その道のりは栄光と挫折の繰り返しでした。 2020年、東京五輪代表選考レースの大阪国際で優勝しながらも、その後記録を塗り替えられ補欠に。「まだ気持ちの整理がついていない」と涙を流し、夢の舞台には立てませんでした。
さらにパリ五輪を目指した2024年の大阪国際でも代表落選。
「結果がすべて。責任感とプレッシャーがありすぎて、全然楽しくない」 。結果を追い求めるあまり、いつしか走ることは苦痛になり、引退すら頭をよぎりました。
そんな彼女を救ったのは、二人三脚で歩んできた山中美和子監督の言葉でした。「走ることの本質、まず楽しさを追求してほしい」。
勝つことへの義務感を取り払い、陸上を始めたころの純粋な気持ちを取り戻した松田選手。「地道な努力ですよ。つぼみをね、パーって満開にさせるんです」。
かつては「走ることが大嫌い」な状態で挑んでいた五輪への道。今は違う。「もう終わりやと思っていたのが、始まりになるんですよ? びっくり!」。
唯一叶(かな)えていない夢へ。「走ることが楽しい」と笑える今、大阪から松田瑞生の第2章が幕を開けます。
