『倍倍FIGHT!』はなぜバズったのか…?

『倍倍FIGHT!』はTikTokでの総再生回数が38億回を超え、ストリーミング累積再生数も1億回を突破(2025年12月時点)。TikTok人気曲ランキングでは10週連続1位を記録するなど、1年越しのバイラルヒットとなりました。
なぜ『倍倍FIGHT!』はここまでバズったのでしょうか。

主な理由は、イントロの「ピー!」という笛吹きポーズや、繰り返される「倍の倍のFIGHT 倍倍FIGHT by CANDY TUNE」の歌詞に合わせたキャッチーで真似しやすい振り付けにあります。

CANDY TUNE 公式TikTokより
CANDYの「C」とTUNEの「T」を作る振り付け

特に「CANDY TUNE」の部分で行う、“CANDY”の「C」と“TUNE”の「T」を作る振り付けは、絶妙に難しく、一般ユーザーから人気インフルエンサー(なえなのさんやカジサックファミリーなど)までが「踊ってみた」動画を投稿。好循環が生まれ、チャレンジが急速に広がりました。

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「湯切り」に見える振り付けのシーン

さらに落ちサビで赤色担当の立花琴未さんが披露する腕を振る振り付けがファンの間で「麺の湯切りを彷彿とさせる」として“湯切りネキ”などと話題に。
ライブでもそのシーンになると毎回歓声が起こったり、テレビ番組でパフォーマンスする際には立花さんの湯切りがカメラにしっかり押さえられるなどして曲の注目ポイントの一つとなっています。

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また、中毒性の高い曲調とポジティブな歌詞も大きな魅力です。
作詞・作曲を手がけた玉屋2060%氏によるアップテンポなメロディと、『倍倍FIGHT!』の繰り返しフレーズが耳に残ることはもちろん、歌詞では「何かを目指すということは 何かを本気で信じるということです」「楽しい=倍倍倍倍、悔しい=byebye byebye」と、ポジティブに感情を倍増させて前進するメッセージが描かれ、受験や就活、推し活などZ世代の日常に寄り添う内容が共感を呼びました。

転んでも立ち上がって、自分らしく本気で信じて突き進む——まさにCANDY TUNEの成長物語を象徴する、熱くてかわいいJ-POPチューンになっています。
 

【紅白】CANDY TUNEが初出場で「むせび泣きして…」同じく初出場のFRUITS ZIPPERとの交流も明かす「倍倍FIGHT!」がSNSで大ヒット

「倍の倍」の努力実り紅白へ!2026年には日本武道館2DAYSも決定

『倍倍FIGHT!』が大ヒットしたことでテレビ番組への出演や、TVCMの出演などまさにメジャーアイドルへ一気に飛躍した2025年のCANDY TUNE。

初の日本武道館公演発表の瞬間

4月と5月にはデビュー2周年を記念した全国ホールツアーを開催し東京国際フォーラム ホールAや、幕張メッセなどグループ史上最大キャパを常に更新し続けるなどその勢いは止まることを知らず、12月には東京ガーデンシアターでのライブも開催。そのステージでは2026年6月5日・6日に日本武道館2DAYSの開催が発表されました。

紅白歌合戦初出場が決まったCANDY TUNE

そんなCANDY TUNEは、紅白歌合戦に先輩FRUITS ZIPPERと共に初出場をします。
後輩グループとして、大きな先輩たちの背中を追いかけながら、それでも諦めずに「倍の倍」の努力を重ねてきた彼女たち。紅白のステージでは、もちろん『倍倍FIGHT!』を披露。FRUITS ZIPPERと並んで、原宿発のかわいさを日本中に、そして世界中に届けてくれます。
 

なお、フジテレビでは大みそかに『新しいカギ カギダンススタジアム 日本一たのしいダンス決定戦』を生放送予定です。