「『全力!脱力タイムズ』代打キャスターオーディション」が開催されました。

12月2日(金)放送の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ)は、俳優の蕨野友也さん、“みちょぱ”こと池田美優さんが出演。

左から)池田美優、蕨野友也

進行は、アリタ哲平(メインキャスター)、キャスターの小澤陽子(フジテレビアナウンサー)が務め、全力解説員として、岸博幸先生、齋藤孝先生、五箇公一先生が登場しました。

左から)小澤陽子、アリタ哲平

緊急特別企画!「『全力!脱力タイムズ』代打キャスターオーディション」開催

今回、キャスターアリタが、来年1月から3ヵ月間アメリカで「Netflixのお仕事」が決まったというビッグニュースが。

そこで、緊急特別企画!「『全力!脱力タイムズ』代打キャスターオーディション」を開催することに。

事前エントリーした有名人たちが、番組進行の実演に挑戦しました。

その様子を審査員3人(ヒコロヒーさん、キャスターアリタ、池田美優さん)が判定し、代役にふさわしい人材を決定。期間限定ですが、番組MCの座をつかむビッグチャンスです!

参加したのは、モグライダー(芝大輔さん、ともしげさん)、ジェラードン(アタック西本さん、かみちぃさん)、パンプキンポテトフライ(谷拓哉さん、山名大貴さん)、TOKYO COOL(カンカンさん、前すすむさん)ほか。

コメンテーターの蕨野さん、全力解説員の先生方もオーディションに協力しました。

ともしげ MC挑戦で「ぽんぷんかんぷんですね」

モグライダーからは、ともしげさんが挑戦。

「討論中に解説員たちがヒートアップしすぎても、しっかり議論を回せるか?」を審査しました。

ともしげ:(カンペを見ながら)こんにちは!全力!ともしげ…えー、全力!脱力…えー。マスターの、キャスターの!ともしげです。

一同:(大笑い)

蕨野:(下を向いて笑いをこらえる)

ともしげ:今、日本は深刻な「円安」に…(漢字が読めず)陥(おちい)って?陥(おちい)っております。本日は、これについて徹底的に討論していきたいと思います!(小澤アナらに向かって)よろしくお願いします、解説のおねぇせい、おねぇさんたち!

小澤:よろしくお願いいたします。

池田:カンペ出てるんですよね?

ともしげ:(テーマは)「為替介入は賛成か?反対か?」それではみなさん、「賛成」「反対」の“おはな”をあげてください!

キャスターアリタ:おはな?

“おはな”ではなく“お札”を上げる全力解説員

ともしげ:“反省”は、岸先生と…。

芝:反省はしてないよ。

ともしげ:“ごかい”先生…。

岸:“五箇(ごか)”先生。

ともしげ:反対は、齋藤先生と“わさび”先生。

蕨野:“わらびの”です。

と、カンペもうまく読めないともしげさん。

ここから本題に入り「為替介入のメリットは…」(岸)、「9月に為替介入した意味って…」(齋藤)、「そもそも金利0.75%上げていくっていうことに関しては…」(蕨野)と議論が白熱。ともしげさんは、ついていけず目が泳ぎ始めます。

そして、ともしげさんに「仲裁して!」のカンペが。

ともしげ:はい、ちょっと!みなさん!(と、言って手を叩き)「アメリカと日本、どっちが好きか」みたいなことですか?

池田:ぎゃはは(と吹き出してしまう)!

キャスターアリタ:そんな話してました?

岸:もういいです。ともしげさんは、どう思いますか?

ともしげ:楽しく生きていきたい!

キャスターアリタ:あはははは!

岸:このまま放っておいたら、日本人がどんどん貧乏になっちゃうわけですよ。

ともしげ:でも、仲良くしたほうがいいんと思うんですよね。みんなが、「“かわせ”ねぇーよ」とか「“かわせ”てやるよ」とか言ってる場合じゃないんで(と、意見を言ってみる)!

キャスターアリタ:その「かわせ」ですか?

ともしげ:だ、だから…それを止めるために、「かわせねぇーよ!」ってことを、言ったほうがいいって……こと、ですか?(解説員に向かって)ど…どういうことですか?(自分でもわけがわからなくなり、だんだん弱気に)

一同:…。

ともしげ:お金の話するの、やめません?

チン!チン!チン!チン!チン!(ここで終了のベル)

キャスターアリタ:やってみて、いかがだったでしょうか?

ともしげ:ぽんぷん…ちんぷんかん…ぽん…ぽんぷんかんぷんですね。

スタジオは、笑いをこらえきれず。

ヒコロヒーさんからは「冒頭から、小澤キャスターのことを勝手に『おねぇさん』と呼んでですね、蕨野さんに対して勝手に『わさびさん』と呼んだりですね、少しチグハグだったかなという印象を受けました」と、厳しい評価を受けました。

アタック西本、TOKYO COOLらも苦戦

その後も、キャスターオーディションに挑戦した面々は、全員が苦戦。

ジェラードンのアタック西本さんは「解説員が急に不機嫌になったら、どう対処する?」を審査。

五箇先生が機嫌を損ねると「MCとして貫禄ある進行を」というカンペが出て、アタック西本さんは、渋い声で貫禄あるMCを装いましたが…。

「MCとして貫禄ある進行を」というカンペに応え…

パンプキンポテトフライの山名大貴さんは、「エピソードトークを入れながらの進行ができるか」を審査。

テーマ「異常気象」に沿った自身のエピソードを絞り出しますが…。

「冬の寒さについての面白エピソードを」というカンペに…

TOKYO COOLは、2人で挑戦。「白熱した議論ができるか」を審査しました。

討論中に、MC同士の意見が分かれて揉める展開になりますが、「やんのか!この野郎」からの「パパパパーン!」で、持ちネタを披露。

「2人で揉めて激論」というカンペに、「パパパパーン!」

“上田晋也”の華麗な進行にキャスターアリタが嫌悪感

最後に登場したのは、くりぃむしちゅー(ガリベンズ矢野さん&番組でおなじみ!有田哲平さんのそっくりさん)。

上田晋也(矢野)さんが、キャスターオーディションに挑戦しました。

討論テーマは「デジタル給与解禁へ!賛否を問う」。

上田(矢野)さんは、「いや~なるほど、先生方ね。本当に素晴らしい!もうね、今年の日本シリーズより白熱している議論をありがとうございますぅ~」などと、立て板に水のごとく番組を進行。最後は…。

上田(矢野):いやぁ、うちの相方の有田が、「上田は年収が高い」って。「あいつは、1億とか2億とかある」ってね。それ、結構困ってるんですよ。本当そんなことないんですよ…5億だから!(と、したり顔)ぷほほほほほほ!

一同:(苦笑)

と、見事に笑いを取ったところで終了。

「よかったです」(キャスターアリタ)、「完ぺきでしたね」(池田)、「素晴らしかったです」と絶賛の声が上がり、期待がふくらみますが…。

と、まさかの採点結果が。

上田(矢野)「完ぺきだった」って言ったじゃんか。なぁ、みちょぱ!

池田:完ぺきすぎて、少し鼻につくといいますか。

上田(矢野)鼻についた?(と、ガックリ)

ヒコロヒー:そつなくこなしていただけの方、という印象でしたね。

キャスターアリタ:吐きそうです、なんか。吐きそう。このスタジオで、この人のおしゃべり聞くのは、スゲー嫌ですね。

スタジオ:(笑)

上田さんの「なんでだよ。相方だろうがよー」という反応が、ご本人そっくりだったため、キャスターアリタは「本当に嫌だ」と吹き出していました。

そして、「『全力!脱力タイムズ』代打キャスターオーディション」の結果にも、まさかの展開が――。

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次回、12月9日(金)の『全力!脱力タイムズ』は、ゲストコメンテーターとして、岡田結実さん、伊藤俊介(オズワルド)さんが登場します。

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/DNN/

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