“推し”は地元のために奮闘する情熱的な市長

――マイブームはありますか?

僕のまわりでワンピースカードが流行っていまして、ハマっているというより、僕のプライベートを充実させてくれる大切なものです。

例えば、休日に俳優仲間が「遊ぼうぜ」と集まることは、人によってはよくあることだと思うのですが、僕自身はあまり参加したことがなくって。

だけど、今は「今日、空いてる人がいたらワンピースカードやらない?」と連絡をとり合って、お酒を飲みながら楽しむようになったんです。そこで「初めまして」とお会いする方もいますし、ワンピースカードが繋いでくれた縁ですね。

――コーナー名にちなんで、“推し”はいますか?

広島県安芸高田市の石丸伸二市長です。市長に関するすべての動画を見ているといっても過言ではないぐらいの“推し”です。

もともとは銀行マンで、ニューヨークでも勤務されていたのに自身の故郷である安芸高田市の現状を危惧し、銀行を退職。それで市長に立候補し、見事当選されたのですが、地元を何とかしなければいけないと奮闘する姿にとっても惹かれてしまいました。

――石丸市長の魅力をどんなところに感じていますか?

とにかく情熱的な方で、私利私欲で行動していないんですよ。どうしたら安芸高田市がメジャーになるのかを考え、戦略的に行動されている姿がすごく魅力的です。

――お気に入りの写真についてシチュエーションを聞かせてください。

昨年の11月に愛媛県の今治市で「源平刀剣七夜譚」という朗読劇に参加したんです。その会場となった大山祇神社は、日本の国宝・重文の刀剣や甲冑の8割を所蔵する大変神聖な場所なのですが、そこでスチール撮影の際に撮った画像がとても素晴らしいものでした。

 

雄大な景色にオレンジの衣装が映える奇跡的なオフショット(本人提供)

この色のコントラスト、すごくないですか!?僕がオレンジの衣装を着ていたので、共演者からは「ミカンの妖精」と呼ばれていました(笑)。

――改めて2024年の抱負を聞かせてください。

昨年末に36歳の誕生日を迎えたばかりなのですが、そのときに「自分に勝つ」という目標を定めたんです。仕事をするうえでのプレッシャーなど、日々、大変なこともあるかと思いますが、2024年は自分を信じて、そして、自分に勝つ、そんな年にしたいです。

撮影:河井彩美