テレビ熊本では、熊本県出身の偉人を発掘、顕彰し、後世に伝えていこうと平成5年(1993年)から毎年ドキュメンタリードラマ等の形式で「郷土の偉人シリーズ」を制作し、FNS九州7局ネットで放送しています。

シリーズ33作目となる今回は、竹財輝之助さん主演『台湾・大甲の聖人 志賀哲太郎』として、明治・大正期にわたる日本統治時代の台湾で教育家として活躍した、熊本県益城町出身の志賀哲太郎さんの人生にスポットをあてます。

竹財輝之助が大甲の聖人・志賀哲太郎と報道局プロデューサーの二役

『台湾・大甲の聖人 志賀哲太郎』は、明治・大正期にわたる日本統治時代の台湾で教育家として活躍した、熊本県益城町出身の志賀哲太郎さんの人生をドキュメンタリー形式で描きます。

熊本のテレビ局報道局員・柚木遥が、「大甲の聖人」と称された志賀哲太郎さんの半生を追うドキュメンタリーを制作するというストーリー。

哲太郎の生き方や教育者としての信念を通して、熊本地震からの復興を背景に現代を生きる遥自身の姿と重ね合わせながら、哲太郎の「教育」への思いに迫ります。

竹財輝之助さん、北原里英さんが出演。

竹財さんが演じるのは、台湾の子どもたちのために生涯を捧げた教育者・志賀哲太郎(1865~1924)と、哲太郎を深く理解し、教育哲学に共感しながら歴史を伝える使命を持っているテレビ局の報道局プロデューサー・高石圭吾の一人二役。

台湾の教育活動に生涯を捧げた志賀哲太郎(竹財輝之助)

高石は、後輩の報道局員・柚木遥が、志賀哲太郎の半生を追うドキュメンタリーを制作するうえで、アドバイスをしながらその成長を見守る指導者であり良き理解者でもあります。

報道局プロデューサー・高石圭吾(竹財輝之助)