12月30日(火)、 『~見取り図&ミルクボーイpresents~笑渦 WARAUZU 2025』が放送されます。

このたび、収録の様子、出演者よりコメントが到着しました。

逃げ場なしの360°ゼロ距離客席の緊張感 

この番組の最大の特徴は、360°全方位を客席に囲まれたスペシャルステージ。

ほかでは見ることのできない、円形ステージに合わせて作られた特別な漫才やコントが繰り広げられる、新感覚のエンターテインメントショーです。

出演は、以下の通り。

MC:見取り図(盛山晋太郎、リリー)、ミルクボーイ(駒場孝、内海崇)

スペシャルゲスト:西川きよし

ネタ披露 計11組

①コロコロチキチキペッパーズ(ナダル、西野創人)

②ツートライブ(たかのり、周平魂)

③メンバー(山口提樹、潮圭太)

④フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)

⑤モンスターエンジン(西森洋一、大林健二)

⑥見取り図(盛山晋太郎、リリー)

⑦ネルソンズ(和田まんじゅう、青山フォール勝ち、岸健之助)

⑧20世紀(しげ、木本悠斗)

⑨蛙亭(中野周平、イワクラ)

⑩ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)

⑪ミルクボーイ(駒場孝、内海崇)

(敬称略)

左から)見取り図、ミルクボーイ

今回の収録で、参加した芸人と客席に大きな衝撃を与えたのが、今年芸歴55周年を迎えた、ザ・ぼんち。

里見まさとさんが「19歳から漫才をやってますけど、こんな丸い舞台は初めて。今回は、この円形ステージを活かして、新ネタを作りました」と明かすと、ぼんちおさむさんは「自分でも、何をしゃべってるかわからへんかった(笑)。僕は、とりあえず猪突猛進(ちょとつもうしん)。機関車のように走りました」とコメント。 

その言葉通り、ステージを縦横無尽に駆け回るパワフルな漫才に、駒場さんも「縦横無尽というか、『竜巻』のようでした。(渦から)こぼれまくりましたね」と圧倒された様子。

ザ・ぼんち

そんなザ・ぼんちの姿を、スペシャルゲストの西川きよしさんは特別な思いで見つめていました。きよしさんは「やっぱり、一番気になっていたのは、ザ・ぼんち。『THE SECOND』でブレイクしましたし、楽屋も隣でずっと稽古の声が聞こえてましたから」と、ベテランになっても変わらぬ二人の努力を称賛します。

おさむさんは、「きよし師匠は、僕らの希望の星。漫才ブームの前、まだ僕らが無名のころに自腹で新幹線に乗って東京の舞台を見に来てくれた、男気のある方ですから」と、若手時代の恩義を告白。

まさとさんも「憧れのやすしきよし師匠を追いかけてきたので、こうして師匠の前でネタをするのは緊張しましたし、嘘(うそ)みたいな時間でした」と語り、スタジオは半世紀のときを超えた絆で温かい空気に包まれます。

左から)ザ・ぼんち、西川きよし

今回、唯一の『M-1グランプリ』王者として参加するミルクボーイは、大トリとして登場。

内海さんは「みんなが好き勝手をやりすぎて(笑)。最後に、僕らが『あんなんしたらあかんで』という見本を見せて、本来の形に戻して締めました」と、散らかったままでは年を越せないとばかりに空気を一本化し、MCの貫禄(かんろく)を見せつけます。

しかし、ほかの芸人のあまりに自由奔放なステージに、駒場さんからは「(次回は)制限かけんとダメです。『笑渦』とは、こういうものだっていう」、内海さんからも「一回会議せなアカンですね。ルール作りから始めんと」と、まさかの“規制強化”の提案が。

今年は、ビートたけしさんから『THE MANZAI』最高顧問賞を贈られたばかりの2人。駒場さんが「これ、たけしさんが見たら怒るんじゃない?『伝統ある漫才を何してんねん』って(笑)」と心配するほど、型破りな熱演が続出します。

『~見取り図&ミルクボーイpresents~笑渦 WARAUZU 2025』(関西ローカル)は、12月30日(火)16時20分より、カンテレで放送されます。