EXITのりんたろー。さんと兼近大樹さんが、ダチョウ俱楽部とお笑い論を語り合いました。

EXITがゲストとリラックスしたトークを繰り広げる『EXITV~FODの新作・名作をPon!Pon!見せまくり!!~』(フジテレビ)。

10月13日の放送回では、スペシャルゲストにダチョウ俱楽部の肥後克広さんと寺門ジモンさんを迎え、「昭和と令和の笑いの違い」や、肥後さんとジモンさんの私生活に迫りました。

まさかあの人が…?サプライズゲスト登場!

1ヵ月ぶりの放送ということで、りんたろー。さんから、EXITにも伝えられていないサプライズゲストが登場すると聞いた兼近さんは、「B’zの稲葉さんかぁ」とうれしそうな笑顔に。

ゲストを迎える際に、椅子に座ったままではなく「立ち」の状態だというレアさに気づいた兼近さんは、「明石家さんまさんもあるだろうし、とんねるずさんもある」と、ゲストへの期待に胸を膨らませます。

「さんまさんがゲストだったら(スタジオに)もっと大人がいるでしょうね」とりんたろー。さんの冷静な分析に、「そっかー」と若干テンションが下がりつつも、「じゃあ、ビートたけしさん!」「トム・クルーズかな?」と、どんどんテンションが上がっていく兼近さん。

期待感が最高に達したところで「この方です!」とりんたろー。さんの呼び込みで現れたのは、ダチョウ俱楽部の肥後さんとジモンさん。2人は、「おいおいおいおい!出にくい出にくい!」と大声をあげながら登場しました。

「トム・クルーズが来るわけないだろ!」と自らツッコむジモンさんでしたが、「トム・クルーズと同い年」と自己紹介してスタジオを沸かせます。そしてお決まりの「ヤー!」ポーズを2人で決めるとスタジオは大きな拍手で包まれました。

EXITが考案した「ソーシャルディスタンスリアクション芸」

ダチョウ俱楽部との共演は2年ぶりなEXIT。2年前に共演した、「ソーシャルディスタンスを守りながらダチョウ俱楽部がリアクション芸を伝授する」という番組での思い出を振り返っていきます。

「熱々おでん」の芸も、おでんだけを体につけるために「長い筒におでんをコロコロ転がして、離れたところにいる上島(竜兵)に行くんだけど、コロコロしている間にちょうどいい温度になってて、『おいしい』っていわれるのよ」と肥後さんが語ると、みんなで手を叩いて爆笑。

「ケンカしてチュー」の芸も、キスができないため「ケンカして“投げキッス”チュー」をEXITが考案。しばらくはそれを採用していたと肥後さんが明かすと、兼近さんは「あれで飯食えました?」と驚きますが、りんたろー。さんは「そういえば、他の番組でもあれ見ました」と笑います。

そして肥後さんは、「しばらく(「ケンカして“投げキッス”チュー」を)やらないでいたら、やり方を忘れてスベるようになった」と頭を抱えて笑いを誘っていました。

EXITが考えたソーシャルディスタンス芸を実際に採用していたことを兼近さんが喜ぶと、「代表作これといってなし、他力本願」(肥後さん)、「そうでないと時代に合わせて長くやってこられない」(ジモンさん)と、「結成37年」のダチョウ倶楽部のポリシー(?)を胸を張って語りました。

2人組の新体制のダチョウ俱楽部になった感想を聞かれると、肥後さんは楽屋でジモンさんがずっとしゃべっているとボヤき、「上島さんの存在って大きかった、特に楽屋では」と、しみじみと語ります。

そして上島さんを「ゴミ箱のフタみたいなもんで、パッて開けたら生ごみのジモンがそこにいる」と独特な例えで評すると、「俺をゴミみたいに言うなよ!」とジモンさんが大声をあげ、ダチョウ倶楽部らしいやり取りでスタジオを沸かせました。

「お笑いのパターンをしゃべり出すと、じじい」

“ラブい”FOD作品を紹介する「マジでラブいFOD作品」のコーナーでは、肥後さんが『全力!脱力タイムズ』を紹介。

毎週金曜よる11時からフジテレビにて放送中の『全力!脱力タイムズ』は、普通のニュース番組では取り上げられない世界各地の「最新脱力ニュース」を有識者たちがマジメに読み取り、全力で徹底解説する“ニュースバラエティ”番組。

肥後さんは、番組の“ラブみ”ポイントを「昭和芸人には考えられない笑い」と語り、「出演者もスタッフも全員がボケの中、芸人1人がツッコんでいく」という斬新なスタイルに、「新しいなぁ」と感心したと明かします。

昭和と令和の笑いの違いについても、「昭和は個々の芸人の色を出していくけれど、令和は“みんなでチームです”みたいな空気感」と、『オレたちひょうきん族』と『めちゃ×2イケてるッ!』のフジテレビの代表的なバラエティ番組を例に出し、真剣に解説する肥後さん。

その横で黙って聞いていたジモンさんは、「お笑いのパターンをしゃべり出すと、じじいってことですよ」と、肥後さんを冷静にたしなめていました。

昭和と令和の笑い違いについて興味津々な兼近さんが、「1つの番組を見ている人が少ないから、どの番組に出ても売れない」と若い芸人が置かれている状況を分析すると、ジモンさんは「うわー!嫌な時代だね!」と絶叫していました。

「オオクワガタではおそらく日本を代表する人間」

ここで「ダチョウ俱楽部をもっと知ろう!」と、肥後さんとジモンさんの独特過ぎる私生活を深掘りするコーナーが開催。

「プライベートでハマっていることは?」という問いに、肥後さんは「夏を引っ張りたい」という理由で「公園での日焼け」と回答し、ジモンさんは「オオクワガタではおそらく日本を代表する人間です」と言い放ち「昆虫観察」
と回答。

ボーッと立ち続けて日焼けをする肥後さんと、山にいる昆虫を採取をせずに見に行くだけというジモンさん。実際にジモンさんの「昆虫観察」の映像(YouTubeチャンネル「寺門ジモンのウザちゃんねる」)が紹介され、大声ではしゃぎまくる様子には、思わずりんたろー。さんと兼近さんはツッコみながらも大爆笑していました。

次回は、10月20日(木)25:25分から放送。ゲストには引き続きダチョウ俱楽部の肥後さんとジモンさんが登場します。

番組の最新情報は、公式Twitterまで。
また、番組を見逃した方は、FODTVerで視聴可能。