日本語の難しさを痛感する事例が、いくつも飛び出しました。

女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。

9月30日(金)の放送では、「それってどういう意味?真意がわからない言動」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、松本明子さん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんが徹底討論しました。

「私にはムリ」という表現は嫌味?褒め言葉?

まず取り上げられたのは、「自分が頑張っていることに対して、友だちから『私にはムリ』と言われたのだが、褒められている?けなされている?」というネットの投稿です。

視聴者に意見を募る「せきらら投票」で、「『私にはムリ』と言われたらどう思うか?」を調査すると、
「好意的に受け止める=72%」
「嫌味だと受け止める=28%」
という結果になりました。

松本さんと竹山さんが「好意的に受け止めたい」と語る一方、千秋さんと三上アナは「ちょっと嫌味?と思ってしまう」「嫌味とまでは思わなくても、いい気持ちにはならない」と主張。受け止める人によって、感じ方は異なるようです。

三木さんは「言った人との人間関係によって、感じ方は違う」と前置きしつつ、「ムリという言葉は『やりたくない』の言い換えでもある。そういうケースでは嫌味に感じてしまうのでは?」と分析しました。

「マイペース」に「いい意味で」をつければ褒め言葉!?

「同僚から『いい意味でマイペース』と言われてモヤモヤしている」という、28歳女性のお悩みに対しては、竹山さんが「褒め言葉だと信じて生きてきた!」と苦笑。

千秋さんは「『マイペースだね』と言うときは『もうちょっと早くして』という気持ちも含まれているけど、『いい意味で』って言うときは…あれ?『いい意味で』ってどういう意味?」と困惑の表情に…。

松本さんが「けなし言葉を褒め言葉に変換する『いい意味で』を、嫌味として使っているのでは?」と言葉の裏の裏まで読んでみせると、番組公式SNSには「日本語難しい」「気にしすぎでは?」「『意外に〜』という表現も見下されている感じがする」など、さまざまな意見が届きました。

好きじゃないママ友が「私たち、同じ部類」って…どういう意味?

「気が強くてあまり好きではないママ友から、『私たち同じ部類だから仲良くしよう』と言われて、うれしくない」という49歳女性のエピソードも紹介されました。

竹山さんは、「自分は他人からそう見えているんだな、という戒めとして受け止める」と、最大限ポジティブな気持ちになる方法をアドバイス。

三上アナは「けっこうグイグイ来て、苦手だなと思っている人から、『私たち似てるよね』と言われたことがある。絶対仲良くなれないと思った」と同様の経験談を告白し、竹山さんから「共通項を向こうが感じているんだから…」とツッコまれていました。

妻からおつかいを褒められたら…素直に受け止められる?

「妻からおつかいを頼まれたときに、『やればできるじゃん!』と言われた」という男性のエピソードでは、千秋さんが「妻は夫のことを本当にできない人だと思っていて、小学生の子どもを褒めるような気分なんだと思う」とピシャリ。

三木さんが「普段怒られるばかりなんだから、褒めてくれただけでいい」と開き直ると、SNSには「素直に受け止めて」「普段からちゃんとしていれば、そんな言い方はしないはず」など、妻からの率直な声が多数寄せられました。

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