フリーマーケット当日、宏樹は美羽には話さず現地に出向くが、そこで飛び込んできた光景は、生き生きと接客をしている美羽の姿だった。その姿にいたたまれなくなりその場を立ち去る宏樹。
フリーマーケットが終わり、充実感に満ちている美羽。冬月との会話の中で、学生時代の別れを思い出していた。
そんななか、冬月から「今、幸せ?」と問いかけられた美羽は、誤魔化すように笑い「幸せだよ」と答えた。そして冬月は美羽が初恋の相手だったと打ち明ける。やり場の無い気持ちを抱えたまま2人はそれぞれの帰路につく。
宏樹(田中圭)は美羽(松本若菜)を強引に押し倒し…
帰宅した美羽に対し宏樹は謝罪をする。そして半ば強引に抱き締め、ベッドに押し倒そうとする。美羽は抵抗をするも抗えず宏樹に抱かれ、朝を迎えた。
昨晩の突然の出来事で途方に暮れ、外を歩く美羽。思わずバスに乗り、図書館へ向かっていた。
そして図書館には冬月の姿が…。今日中にアフリカに旅立ってしまう冬月は、ある探し物のために図書館を訪れていた。
美羽と2人で探し、そして見つけたのは昔美羽が持っていた刺繍の栞。そしてその栞を美羽に渡す冬月。
その瞬間、美羽は心に閉まっていた感情が溢れ出る。自分が抱えていた気持ちを一気に冬月に伝え、我慢していた涙が。冬月は美羽を抱きしめ、一晩を共にしてしまう。
「いっぱい話したいことがあるんだ。夏野(美羽の旧姓)のおかげだよ、今の自分があるのは…」と、冬月は美羽に話し、再会を約束した。