LiSAさんが自身7度目となる『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』に出演。
「みんながタオルを回してくれている景色が美しかった」と、ロッキンの舞台を振り返るだけでなく、今回のセットリストに込められた想いや、ボブヘアにイメチェンした理由も教えてくれました。

「印象的な元の髪形に」新ヘアスタイルに込めた15周年への想い

――ロッキンのステージを終えて、いかがでしたか?

夕方のライブともあって、涼しいかなと思ったんですけど、全然暑かったですね。
しかも連日、雨の日が続いてたので、お天気もちょっと心配だったんですけど、すみません、あの・・・今日だけ晴れました(笑)

――もしかしてLiSAさん、晴れ女ですか?

そうなんですよ!
天気予報ずっと雨じゃなかったですか?でも今日だけ晴れていて、「私またやってるわ、発揮してるわ!」って思ってました(笑)晴れにしたい時は、私を呼んでください。

――MCでは、「今年は去年より すごい気がします」とおっしゃっていましたが、改めて今年のロッキンは、去年と比べていかがでしたか?

みんながタオルを回してくれている景色が本当に美しくて、おのおの自分の好きなアーティストのタオルを回しているのがすごく印象的でした。もう会場が満杯だったということもあって、後ろの後ろまで続くタオルの景色を見た時に、みんなが楽しんでくれているような「よっしゃ、俺たち夏やるぞ!」みたいな気合が、お客さんにもすごくあったように感じます。

――今回のライブのセットリストは、何を意識して作られましたか?

私自身、初めてロック・イン・ジャパンさんにお邪魔したのが、ちょうど10年前なんです。そこから10年、7回目の出演でした。

今回ラインナップには、先輩のポルノグラフィティさんやAqua Timezさん、最近の若手のみなさんもいらっしゃって、色んな味を楽しめると思ったので、「私の役割としては中堅かしら?」みたいな!「歴は真ん中らへんかな~」みたいな(笑)

そういういうのもあって、みんなを巻き込んでいくような、初心の気持ちも持ったまま、先輩たちから受け継いだものも きちんと見せていけたらいいなと思って、会場と一緒に楽しめるセットリストを組みました。

――“中堅”とおっしゃられていましたが、『QUEEN』のステージは明らかに“中堅”ではなかったです

あはは!中堅じゃなかったですか?“クイーン”でしたか!?

――まさに“クイーン”でした!

よかったです!暑かったら1曲終わったところで、羽織っている着物を脱ごうと思っていたんですけど、脱がなくてよかったなと思って。ちょうどクイーンの羽織っているふわふわのマントのように途中から思えてきて、いいなと思いながら(笑)

「みんながタオルを回してくれている景色が本当に美しかった」と7度目のロッキン出演を振り返ったLiSAさんは、最近ロングからボブにバッサリとカットした姿が話題になっていましたが、そのイメチェンの理由も聞いてみました。

――最近ロングヘアからボブヘアにイメチェンされましたが、何か理由はありますか?

来年の4月に迎えるソロデビュー15周年に向け、今年の秋からホールツアーを行います。
デビューしたときもボブヘアだったので、その印象を持ったまま、みんなとの思い出を繋いでいけたらいいなと思いました。

そして、私自身も印象的な元の髪形になって初心を振り返りながら、今までの思い出と共に15周年を迎えられたらいいなという気持ちから思い切りました。

――昔からLiSAさんを拝見していますが、懐かしさを感じますね

これに懐かしさを感じてくださる方は本物ですね。ありがとうございます。

15周年に向けて、初心やこれまでの思い出とともに歩んでいきたいという思いから、ボブヘアにイメチェンしたことを明かしてくれたLiSAさんですが、この夏は“フェスづくし”だったそうで…

――そして、この夏は、特に暑かったと思いますが、アツかった夏の出来事はありますか?

今年の夏はたくさんのフェスにお邪魔しました。初めての場所がたくさんあって、初めてお会いできる方もたくさんいらっしゃって、心強い味方も一緒についてきてくださって。

夏をフェスで堪能できるっていうのは、すごく贅沢なアツい夏だったなと感じています。

――もうすぐ夏が終わろうとしていますが、長期夏休みがとれたら何をしたいですか?

夏フェスのロッキンに出ておいてなんですけど、夏に沖縄にあまり行ったことがないので・・・
ロック・イン・沖縄っていうのはどうですか?

――それはロッキンさんにお願いしないと…

あははは!
あっ!めざましライブ・イン・沖縄ってどうですか!?
夏に沖縄に行けるタイミングがないので、ぜひフェスを開催していただけると!

〈セットリスト〉

01. 赤い罠(who loves it?)
02. ROCK-mode’18
03. Sailor Spark Operation!
04. オレンジサイダー
05. EGOiSTiC SHOOTER
06. QUEEN
07. ADAMAS