LiSAさんが2025年9月14日、千葉市蘇我スポーツ公園で行われた野外音楽フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』に出演しました。
めざましmediaでは、パフォーマンスを終えたばかりのLiSAさんにインタビュー。
披露したセットリストに込められた想いや、ボブヘアにイメチェンした理由も教えてくれました。
“ロックヒロイン”LiSAが魅せた圧巻のステージ
2011年のデビュー以来、アニメ『ソードアート・オンライン』、『魔法科高校の劣等生』、『鬼滅の刃』シリーズなど数々の人気作品の主題歌を担当しているLiSAさん。
今年7月にリリースした『残酷な夜に輝け』は、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」の主題歌に抜てきされるなど、国内のみならず世界中で幅広く楽曲が聴かれています。
そんなLiSAさんが、自身7度目となる『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』に登場しました。

LiSAさんのステージを一目見ようと、昼下がりの「LOTUS STAGE」には多くの観客が集結。
会場の熱気が高まる中、赤地に白い花や鶴がデザインされた着物姿で登場したLiSAさんは、1曲目の『赤い罠(who loves it?)』からエンジン全開。突き刺すようなロングトーンで魅了したあとは、リズミカルな手拍子であおり、会場を“LiSAワールド”へ巻き込んでいきます。

そんなLiSAさんに すっかり心をつかまれた観客たち。2曲目の『ROCK-mode’18』では、LiSAさんの力強い歌声に合わせ、大きな拍手と歓声が。その盛り上がりの中、気持ちよさそうに歌い上げたLiSAさんは、「こんにちはー!LiSAでーす!」と元気よくあいさつ。

続けて、「みなさんタオル持ってる?回す準備いいですか?夏を最後まで楽しんでいってよ~!ま・わ・せ!」の呼びかけと共に、『Sailor Spark Operation!』がスタートしました。黒の半袖にミニ丈ボトムス姿になったLiSAさんも、観客と一緒にタオルをかかげます。会場がタオルの波に包まれる光景は、まさに2025年の熱い夏を象徴するかのよう。それを目の当たりにしたLiSAさんは、7度目となるロッキンの舞台をかみしめるよう、「ただいまー!」と叫び、待ちわびていた観客も拍手や歓声で迎え入れます。
再び赤い着物に袖を通したLiSAさんは、「後ろの後ろまで、去年よりもすごい気がします!」と興奮気味にコメント。続けて、「夏も終盤なので、最後にみなさんと夏のいい思い出を作っていければいいなと思ってます。夏のラストの歌、聴いてください!」と紹介すると、『オレンジサイダー』の爽やかなサウンドが会場を包み込みます。
LiSAさんは、そんなピアノやウィンドチャイムの音色に合わせ、鍵盤ハーモニカでメロディーを奏でていきます。弾ける恋心の甘酸っぱさを、夏の夜の一瞬一瞬を切り取って歌った楽曲は、会場を染める涼しげな夕空と完全にマッチ。過ぎゆく夏に思いを馳せるように歌い奏でるLiSAさんの姿が印象的なシーンとなりました。
エモーショナルな雰囲気から一変、再び激しいロックチューンの楽曲『EGOiSTiC SHOOTER』で熱を帯びていく会場。

6曲目の『QUEEN』では、「Red or Green?」の歌詞に合わせて光る赤と緑の照明が、観客の高揚感を高めます。それに加え、パワフルな歌声を響かせながらステージの端から端まで移動して手を振り、楽曲に合わせて頭を揺らすLiSAさん。さらに、センターのお立ち台に膝を立て、着物をなびかせながら歌う姿は、まさに“ロッククイーン”そのもの。圧倒的なステージパフォーマンスに、会場からは歓声と拍手が沸き起こりました。
熱いステージの最後を締めくくるのは、ライブの定番曲でもある『ADAMAS』。エッジの効いたギターサウンドに加え、ドラムを叩きながら歌うLiSAさんのビジュアルが最高にカッコイイ1曲です。
イントロ、観客はクライマックスへ向け、これまで以上に大きな声で「Oh〜」と手を上げながら歌います。LiSAさんは、ハイトーンボイスを響かせながら魂のドラムをかき鳴らし、時折、ばちを持った右手を天へかかげる瞬間も。そんなLiSAさんを目に焼き付けながらも、飛び跳ねたり体を揺らしたりと、思いのままに音楽を楽しむ観客がなんとも印象的です。
最後は、ドンというLiSAさんのドラム音でフィニッシュすると、会場からは「LiSAー!」と称賛する声が。

まさに、全身全霊で突っ走ったLiSAさんは、「こんな夏の終わり最高だね。ありがとうございました、LiSAでした!ばいち~!」と笑顔であいさつをし、ステージを後にしました。