こっちのけんとさんが2025年9月14日、千葉市蘇我スポーツ公園で行われた野外音楽フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』に初出演しました。
めざましmediaでは、パフォーマンスを終えたばかりのこっちのけんとさんにインタビュー。
「ちょっと気合入れすぎました」という初ロッキンに向けた裏話や『はいよろこんで』大ヒットからの一年を振り返り語ってくれました。
『はいよろこんで』に即興ボイパ!初ロッキンで爆アゲ
2024年5月にリリースした楽曲『はいよろこんで』は総再生数100億回超えの大ヒットとなり、同年12月の『第75回NHK紅白歌合戦』にも出演したこっちのけんとさんが、日本の音楽フェスの中でも“4大野外フェス”と呼ばれる『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』に初出演。

こっちのけんとさんのステージを一目見ようと真昼の「HILLSIDE STAGE」には多くの観客が集結。期待が高まる中、自身初のテレビアニメOPテーマソングにもなった『けっかおーらい』を披露しライブの幕を開けました。

疾走感のあるヒロイックな一曲で会場を沸かせると「こっちのけんとです、よろしくお願いします!」とあいさつし、「ちょっと水失礼します」と給水タイムへ。すると心地よいギターが奏でられ「かわいいの流れてるな!かっこいいでいきたかったな~」と優しくツッコみ会場の笑いを誘います。

そして「私1996年に生まれたんですけど、実質2024年に生まれたみたいなぐらい、去年いい意味でお騒がせさせていただきまして、ありがとうございます。」と感謝を伝え、8月31日にリリースした最新曲『ごくろうさん』を披露。

優しいピアノのメロディーから始まるハートフルなサウンドに乗せて伸びやかに歌い上げ、「続いては声を出してもらいたくて」と、この後披露する『どんぐりGAME』のコール&レスポンスを観客へレクチャー。「『はいよろこんで』は最後にやりますんでね」と、しれっとセットリストのネタバレをはさみ会場から笑いが起こりました。
そんな和やかなMCでフロアとひとつになると『どんぐりGAME』がスタート。コール&レスポンスに手拍子と、ますます勢いを付けてライブ前半戦を終えると「持つべきものはロッキンでございますね」とこっちのけんとさんは笑みを浮かべます。

そしてここで一旦バンド紹介に。ベース、ドラム、ギターと順番に紹介していき、ギターが音色を奏でるとこっちのけんとさんは得意のボイスパーカッションで加わり即興セッションを披露。これには観客たちも大興奮で大きな歓声が上がりました。

続くライブ後半戦は、涼しげな音色にこっちのけんとさんの澄んだ高音も印象的な『いろは』から。オシャレなサウンドにのせてフロア一面手を振って盛り上がります。そして、『もういいよ』へとつなげるとハイテンポな4つ打ちに会場はハンドクラップでさらなる盛り上がりへ。この光景にこっちのけんとさんはこみ上げるような声で「あ~楽しい!ありがとうございます!」と満面の笑みを見せました。
ボルテージは最高潮に到達し歌い上げたこっちのけんとさん。流れる汗を拭こうとしますが…
「わざわざメガネ外して拭いてたけどレンズないからそのままでいけた」
とトレードマークのメガネでお茶目な天然ボケを発揮し会場を笑わせます。
そして改めて「ほんとにありがとうございました!」と感謝を述べるとYouTubeでMV再生数2700万回を超える人気曲『死ぬな!』を披露。大人なムードをまとったビートに乗せて熱く歌い上げ、いよいよラストスパート。

まさに代名詞とも言える『はいよろこんで』が始まると会場は大きな手拍子で爆上がり。いつもと印象の異なるバンドサウンドとなった「ギリギリダンス」はインパクト抜群で、こっちのけんとさんも一層キレを増した「ギリギリダンス」を見せます。会場のボルテージの上昇を示すかのように曲が進むにつれて手拍子もますます大きくなり最後は大歓声に包まれながら、全7曲の初ロッキンのステージを終えました。