<日向亘&梅澤美波 コメント>
――いよいよ初回放送を迎えます。
日向:台本をいただいたときから、この作品が大好きで、早く撮影が始まらないかなという気持ちでワクワクしていました。スタッフさんとキャスト全員で全力を注いだ作品がようやくみなさまのもとに届くということで、楽しみな気持ち半分、どんなご感想をいただけるのかドキドキしている気持ち半分です。
梅澤:撮影チームもすごく素晴らしい方たちばかりで、「これはいいものになったね」と言いながら撮影を終えました。自信を持って届けられる作品になっているんですが、いざ放送前日を迎え、ドキドキしています。このドキドキハラハラも、きっと『デスゲームで待ってる』という作品に通じているのかなとも思うので、初回前の今しかないドキドキを楽しみつつ、早くみなさんの感想を聞きたいなという気持ちです。
――演じた役に共感できる部分はありますか?
日向:僕が演じた戸村というキャラクターは、“バラエティを見るのが好き”だった立場から、自分もバラエティを作りたいという気持ちでテレビ業界に飛び込んだんです。僕も、本当にこのお仕事が大好きなので“好きなことをお仕事にしている”という部分は、戸村に共感するものがありました。僕は、そういった仕打ちされたことはないんですが…プライドを持ってやっていることを、上司や上の立場の人たちから否定された戸村の嫌悪感は「こういう気持ちなんだろうな」と(想像できて)入りやすかったですね。
梅澤:和は、正義感とか責任感とか、行動力とかがすごくある女性です。自分で言うのもあれなんですけど、私は正義感はある方だと思っていて(笑)、お仕事にプライドを持っている責任感というか。すごく真っ直ぐに生きているところが…いや、真っ直ぐとか自分で言うと…(笑)
日向:正義感ありますよ!素敵ですよ(笑)!
梅澤:行動力とか、思ったことを相手にきちんと真正面から伝えるパワーとか、そういうところは私に足りない部分だと思います。和から「こういう女性ってかっこいいな」って思わせてもらったところです。
――お互いの印象は?
日向:乃木坂46のキャプテンを務められているので、すごくクールで大人な方なのかなと想像していたのですが、現場に入ってみると、柔らかで、おしゃべりな方なんだなと思いました。結構、梅澤さんがイジられキャラとなっていて…ね?
梅澤:はい…(笑)。
日向:梅澤さんの新たな一面を僕らも知ることができて(笑)、イジられキャラだったんです(笑)!
梅澤:早朝の撮影でも、まったく疲れる様子なく明るく現場に入ってきて、誰よりも現場を楽しんでいるし、お芝居では誰よりも監督と話し合いを重ねてシーンを作っていました。それでいてすごく人懐っこくて、若さゆえの“犬っぽさ”みたいなのもあって…すごく年相応でもあるし、でも大人びたところもある少年だなと思いました(笑)。「こんなに無垢(むく)な少年って、この世界に存在するんだ!?」っていうくらい、クリアな存在で、水のCMとかやってそうな(笑)。
日向:すごく言っていただいたのに、僕なんか“イジられキャラ”としか言ってないんですけど(笑)、もっとあるんですよ!何かあったときに、すぐに助け船を出してくださるし…。僕は、今回が初主演で。今まで自分が中心となることがなく、手探りだったんですが、(梅澤さんは)やはりグループでキャプテンをされているということもあり、本当にすごく周りを見てくださっていて。僕が少し「あ、ここどうしようかな」と思ったときに、さっと助けてくださって、かっこいいんですよ。そういうスマートさも、グループのみなさんを引っ張られている所以(ゆえん)だろうなと感じました。
梅澤:ありがとうございます(笑)。