2020年から始まったコロナ禍の影響で、東京2020オリンピック・パラリンピックをはじめ、さまざまなイベントが無観客・オンラインでの開催を余儀なくされました。
テレビ番組の収録も例外ではなく、無観客となったため、“前説”の仕事を奪われた新人の芸人たちが露頭に迷っているとか、いないとか。
ちなみにCGで制作される観客は“バーチャルファン”と呼ばれ、実際に海外のプロスポーツのイベントなどで使用された実績もあります。
人類のたくましさを感じさせるテクノロジーの進化ですが、「CGの客入れたから何なの?Why!?」というアメリカナイズされたツッコミも聞こえてきそうです。
その新人お笑い芸人は、無観客収録の前説で、CGの観客を相手にスタジオを盛り上げた。
これを英語で言うと…
The new comedian warmed up the computer-generated audience in a studio at a warm-up for a no audience shoot.
Point: 無観客収録 = no audience shoot
2021の東京オリンピック・パラリンピックは原則、無観客 = no audience で試合 = match / gameが行われました。
「試合」は match や game で表しますが、実は使い分けを判断する基準があります。
まず、matchはイギリス起源のスポーツ、gameはアメリカ起源のスポーツとして使い分けます。
例えば、野球やバスケットボールはmatchを使い、サッカーやラグビーはgameを使います。
そのうえで起源がどちらともわからない場合は、個人戦にはmatchを使い、団体戦にはgameを使います。
注意点として柔道男女混合団体などは団体戦のように見えても、1対1の個人戦要素が強いためmatch を使用します。
「no audience shoot」、ぜひ使ってみましょう。それではまた次回!
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