<吉本実憂 コメント>

――台本を読んだ印象は?また、ドラマ『モンスター』の魅力は?

台本を読んで、亮子さんの“あるセリフ”に衝撃を受けました。 すごい一言だなと。 自分の役に対しても、自分自身に対しても、「現実を受け入れなさい」「自分の心に手を当てて考えなさい」と、言われているかのような一言で、台本の時点で刺さりました。

『モンスター』の魅力は、 趣里さん演じる主人公のブレなさだと思います。 そのブレなさが、物事や他人の感情の真実を明らかにするのだと思いました。 

――吉本さん演じる長岡茉由は、どういう人物ですか?

自分の選択で結婚して、でも夫婦関係が思うようにいかず、悩んでいる役柄です。完璧主義な部分があるため、夫婦間でも完璧な妻でいられるように過ごしています。

朗らかなシーンと緊張感のあるシーンの両方を短期間で経験させていただいて、心情の変化を極端に感じられて、とても良い経験になりました。

――印象的なシーン、好きなシーンは?

印象的なシーンは、裁判所のシーンです。裁判所のセットに入った瞬間から、汗と緊張感が止まりませんでした。普段、なかなか踏み入れることのない裁判所という空間で、原告という立場であの場に立った瞬間は、視覚的にも感覚的にも、すごく印象に残りました。

好きなシーンといいますか、好きだった時間は、趣里さんと足湯に入った時間です。カメラがまわっていないときに、久しぶりに足湯でポカポカしながら、趣里さんとお話ししていて、平和な時間だなーと思いました。

――趣里さん、ジェシーさんの印象は?

趣里さんともジェシーさんとも、一度お仕事でご一緒させていただいたことがあったので、撮影が進んでいる現場に途中で入ることに対しての緊張はありませんでした。

趣里さんは、いろいろな作品で拝見させていただいていて、野性的なお芝居をされる魅力的な役者さんだなぁと思っていたので、またこうしてご一緒させていただけて、うれしかったです。現場の空気作りやお芝居、お人柄も本当に尊敬しています!

――タイトルにちなみ、ご自身が“モンスター”になる瞬間は?

人から、冷静でポーカーフェイスと言われることが多いのですが、 友だちが傷つけられたときは、目つきを変えて怒ります(笑)。 

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

いろいろな夫婦の形があるし、夫婦間の問題もそれぞれ、いろいろなこと、事情があると思うけれど、世間からの見え方を一番に考えるのではなくて、自分の本当の幸せを一番大切にする人が増えてほしいなと、結婚していない身ではありますが、今回の役を演じさせていただいて思いました。