授業料は無料でも、入学金や制服代はこれまで通り保護者負担!
今回の支援の対象は「授業料」のみで、入学金や施設費、施設維持費や光熱費などは、これまで通り保護者負担。私立高校への進学を検討する際には、制服や部活の合宿代、修学旅行の費用なども考慮に入れておく必要があると言います。
それでも千秋さんは、「授業料が実質無償になるだけでも保護者の負担はだいぶ減ると感じている。どれくらいお金がかかるかは、自分で調べて選ぶことができる」と、一歩前進したことを絶賛。
虻川さんが「私立の修学旅行は海外が多いけど、費用はどれくらいかかるんだろう?」と不安そうに話すと、千秋さんは「学校によっては、国内と海外が選べたりする」と伝えました。
松本さんは「無償化に合わせて授業料を下げる代わりに、その他の費用を上げている学校もある。その費用はプログラミングの授業に必要な端末や、外国語教育に必要な教員の補充などにあてられる」と、「その他」の費用が何に使われるかも確認する必要があると話しました。
三木さんが「もともと人気がある学校が入学金を値上げしたり、一方で人気のない学校が入学金を下げるなどの動きはあるのか?」と質問すると、松本さんは「その動きはある」と断言し、番組公式SNSには「私立の競争がより激しくなりそう」という声が寄せられました。
受験する学校によって勉強の仕方も変化!保護者がしっかりリサーチを!
都立高校は5教科受験が基本ですが、私立高校は3教科受験が多いので、受験対策にも大きな違いが出てくるという、塾講師のコメントも報告されました。
松本さんは「スーパーサイエンスハイスクールでは理数系の能力が問われるし、グローバル教育に力を入れている学校は外国語の配点が高くなる」と傾向を語りました。
三木さんが「選択肢が増える一方で、私立が高所得層を狙った経営に舵を切って、教育格差が広がるのでは」と懸念を述べると、虻川さんは「子どもたちには知識がないから、親が勉強しなければ」と覚悟を決めた様子。
竹山さんは「無償化は賛成だけど、これから綻びが出てくる可能性がある」と指摘しました。
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