防犯カメラを見ると、香取が飛び降りるために席を立った直後、その場所を柘植が訪れていたことがわかった。
柘植は「誰かが飛び降りたと聞いて、不安になって席に行っただけ」だと答え、例のポイントカードはパン店のキッチンカーのものだと話す。
さらに柘植は「亡くなる数日前、香取が『縊鬼に会ってしまった』と言っていた」と証言。その後、他の遺族たちも相次いで同じような証言をするようになる。
例のポイントカードのパン店を訪れる興玉と小夢。そこでは外国人女性マイカ・バーナル(メラニー)と、謎の女・豊玉妃花(福本莉子)が働いていた…。
新たな自殺者が!そしてようやく事件の原因が判明?
その時、すぐ近くで5人目の自殺者が出る。自殺したのは三葉銀行に勤めていた戸塚茂(若林秀敏)、彼もまた自殺した4人と同じ大学出身だった。
解剖の結果、戸塚の体内からはコカインが検出される。調べた結果、香取以外の自殺者のロッカーや鞄からも薬物反応が。
また、半グレ組織のフロント企業であるフードコンサルティング会社が丸の内で会員制クラブをしており、そこが薬物の取引先になっているという情報も入る。
その店は、自殺した5人の大学の卒業生が異業種交流会を開いていた場所。警察はさっそくガサ入れに入るが、店からは何も見つからなかった。